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B型肝炎の診断・検査|弁護士法人法律事務所MIRAIO


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診断と検査について

B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べるにはどのような検査をするのですか?

B型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているかどうかは血液を検査して調べます。
血液検査では、まずHBs抗原を検査します。検査でHBs抗原が検出された場合、その人の肝臓の中でB型肝炎ウイルス(HBV)が増殖しており、また、血液の中にB型肝炎ウイルス(HBV)が存在するということを意味します。
B型肝炎ウイルス(HBV)それ自体が血液中に存在しているかどうかを検査する方法としては、B型肝炎ウイルス(HBV)の遺伝子の一部を増幅して検出する核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test: NAT)が実用化されています。また、この方法により、血液中に存在するB型肝炎ウイルス(HBV)の量を定量することもできます。

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B型肝炎ウイルスに感染した場合に消長する抗原と抗体、およびそれぞれの持つ意味を教えてください。

B型肝炎ウイルス(HBV)に関連する抗原と、それぞれの抗原に対応する抗体には下記のものがあります。

HBs抗原 HBs抗体
HBc抗原 HBc抗体
HBe抗原 HBe抗体

B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると、B型肝炎ウイルス(HBV)が身体から排除され始める早い時期から、B型肝炎ウイルス(HBV)に関連する上記の抗原とそれぞれの抗原に対応する抗体が、順を追って血液中に出現します。それぞれの抗原、抗体と、その意味について、順を追って説明すると次のようになります。

(1)HBs抗原とは?:
B型肝炎ウイルス(HBV)は、直径42nm(ナノメーター:1nmは1mの10億分の1の長さ) の球形をしたDNA型ウイルスで、ヘパドナ(ヘパ:肝、ドナ:DNA、つまり肝臓に病気を起こすDNA型のウイルスという意味)ウイルス科に属します。
ウイルス粒子は二重構造をしており、ウイルスDNAをヌクレオカプシド(nucleocapsid)が包む直径約27nmのコア粒子と、これを被う外殻(エンベロープ、envelope)から成り立っています。
B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の外殻を構成するタンパクがHBs抗原タンパクであり、コア粒子の表面を構成するタンパクがHBc抗原タンパクです。
B型肝炎ウイルス(HBV)が感染した肝細胞の中で増殖する際には、B型肝炎ウイルス(HBV)の外殻を構成するタンパク(HBs抗原)が過剰に作られ、ウイルス粒子とは別個に直径22nmの小型球形粒子あるいは桿状粒子として血液中に流出します。一般にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染している人の血液中には、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子1個に対して小型球形粒子は500倍から1,000倍、桿状粒子は50倍から100倍存在します。
なお、HBc抗原は、外殻(エンベロープ)に包まれて、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の内部に存在することから、そのままでは検出されません。

(2)HBs抗体とは?:
HBs抗体は、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の外殻、小型球形粒子、桿状粒子(HBs抗原)に対する抗体です。一過性にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合、HBs抗体は、HBs抗原が血液の中から消えた後に遅れて血中に出現します。
一般に、HBs抗体はB型肝炎ウイルス(HBV)の感染を防御する働き(中和抗体としての働き)を持っています。

(3)HBc抗原とは?:
HBc抗原は、B型肝炎ウイルス(HBV)の芯(コア粒子)を構成するタンパクですが、外殻(エンベロープ)に包まれてB型肝炎ウイルス(HBV)粒子の内部に存在することから、そのままでは検出できません。近年、検体に特殊な処理を施し、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子全体をバラバラに破壊することにより、B型肝炎ウイルス(HBV)のコア粒子を構成するタンパク(ペプチド)を検出する試みが行われています。この方法で検査すると、B型肝炎ウイルス(HBV)のコア粒子を構成するHBc抗原とHBe抗原の両者が同時に検出されることが明らかになってきました。近い将来、この抗原を検出、定量する方法が日常検査の中に取り入れられれば、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の血液中のウイルス量を簡便に知ることや、感染した肝細胞の中でのウイルス増殖の状態を知ること、さらにはB型肝炎に対する抗ウイルス療法の効果を評価する際などに活用できることが期待されます。

(4)HBc抗体とは?:
HBc抗体は、B型肝炎ウイルス(HBV)のコア抗原(HBc抗原)に対する抗体です。HBc抗体にはB型肝炎ウイルス(HBV)の感染を防御する働き(中和抗体としての働き)はありません。
B型肝炎ウイルス(HBV)に一過性に感染すると、HBc抗体は、HBs抗原が血液中から消える前の早い段階から出現します。まずIgM型のHBc抗体が出現し、これは数か月で消えます。IgG型のHBc抗体は、IgM型のHBc抗体に少し遅れて出現します。このようにして作られたHBc抗体は、ほぼ生涯にわたって血中に持続して検出されます。
なお、その人自身の健康に影響を及ぼすことはないものの、血液中にHBs抗原が検出されない場合(HBs抗原陰性)でも、HBc抗体陽性の人では、HBs抗体が共存する、しないにかかわらず、肝臓の中にごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)が存在し続けており、血液中にも、核酸増幅検査(NAT)によりごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)が検出される場合があることが分かってきました。

(5)HBe抗原とは?:
HBe抗原は、B型肝炎ウイルス(HBV)の芯(コア粒子)の一部を構成するタンパクですが、可溶性の(粒子を形成しない)タンパクとしても血中に存在することが知られています。
一般に、検査室で検出されるHBe抗原は、感染した肝細胞の中でB型肝炎ウイルス(HBV)が増殖する際に過剰に作られ、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の芯(コア粒子)を構成するタンパクとは別個に血液中に流れ出した可溶性のタンパクであることが分かっています。
血液中のHBe抗原が陽性ということは、その人の肝臓の中でB型肝炎ウイルス(HBV)が盛んに増殖していることを意味します。言いかえれば、HBe抗原が陽性のB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の血液の中には、B型肝炎ウイルス(HBV)の量が多く、感染性が高いことを意味します。なお、B型肝炎ウイルス(HBV)の一過性感染者でも、ウイルスの増殖が盛んな感染のごく初期には、一時的にHBe抗原が陽性となります。

(6)HBe抗体とは?:
HBe抗体はHBe抗原に対する抗体です。HBe抗体にはB型肝炎ウイルス(HBV)の感染を防御する働き(中和抗体としての働き)はありません。
B型肝炎ウイルス(HBV)に一過性に感染した場合、HBs抗原が血液中から消える前の早い時期からHBe抗原は検出されなくなり、代ってHBe抗体が検出されるようになります。
B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)では、肝臓に持続感染しているB型肝炎ウイルス(HBV)の遺伝子の一部に変異が起こると、肝細胞の中でのHBe抗原タンパクの過剰生産と血液中への放出が止まることが分かってきました。このような変化が起こると、HBe抗原に代ってHBe抗体が検出されるようになります。HBe抗体が陽性になると、一般に、B型肝炎ウイルス(HBV)の増殖も穏やかになり、血液中のB型肝炎ウイルス(HBV)粒子の量が少なくなることから、感染力も低くなることが分かっています。
B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)は、小児期にはHBe抗原陽性ですが、多くの人では10歳代から30歳代にかけてHBe抗原陽性の状態からHBe抗体陽性の状態へ変化し、これを契機に、ほとんどの人では肝炎の活動も沈静化することが分かっています。

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感染後どのくらいの期間が経てば、HBs抗原検査でウイルスに感染したことが分かりますか?

HBs抗原検査法の感度にもよりますが、ヒトでの解析結果をもとにした外国からの報告によれば、感染後約59日経てばHBs抗原検査でウイルスに感染したことが分かるとされています(Shreiber G B他、N. Engl. J. Med. 1996)。
我が国で過去に行われたチンパンジーによる感染実験の結果をみると、107感染価の(ウイルス量が多い)血清を1mL接種した場合、約1か月後にHBs抗原が検出できたのに対して、同じ血清を1感染価相当になるまで稀釈した(ウイルス量がきわめて少ない)血清を1mLチンパンジーに接種した場合、HBs抗原が検出できるようになるまでに約3か月かかったと記録されています。(志方、他 厚生省研究班 昭51年度報告書)。
感染時に生体に侵入したウイルスの量や、経過観察時に選択したHBs抗原検査法の感度などによりHBs抗原が陽性となるまでの期間に多少の差はみられますが、ごく最近になって、チンパンジーにごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)(感染成立に必要な最小ウイルス量:HBV DNA量に換算した絶対量として10コピー相当のHBV)を感染させた場合、増殖速度の遅いジェノタイプAの場合でも、80〜100日で血中のHBs抗原が検出できるようになることが分かりました。

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感染後どのくらいの期間が経てば、B型肝炎ウイルス遺伝子(HBV DNA)検査でウイルスに感染したことが分かりますか?

ヒトでの解析結果をもとにした外国からの報告によれば、感染後、約34日経てばHBV DNA検査でウイルスに感染したことが分かるとされています(Shreiber G B他、N. Engl. J. Med. 1996)。
感染してからHBs抗原が検出されるまでの期間に差がみられることと同様に、感染時に生体に侵入したHBV(B型肝炎ウイルス)量によってB型肝炎ウイルス遺伝子(HBV DNA)が検出されるまでの期間が異なることは容易に想定されます。ごく最近になって、チンパンジーにごく微量のHBV(感染成立に必要な最小ウイルス量:HBV DNA量に換算した絶対量として10コピー相当のHBV)を感染させた場合、増殖速度の遅いジェノタイプAの場合でも、55〜70日で血中のHBV DNAが検出できるようになる(102コピー/mLの濃度に達する)ことが分かりました。

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どのような人がB型肝炎ウイルスの検査を受ければよいですか?

以下のような方々はB型肝炎ウイルス(HBV)検査を受けておくことをお勧めします。

a.家族(特に母親、同胞)にB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)がおられる方
b.新たに性的な関係を持つ相手ができた方
c.長期に血液透析を受けている方
d.妊婦
e.その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、その後肝炎の検査を実施していない方等)

B型肝炎ウイルス(HBV)検査は、ほとんどの病院や診療所で受けることができます。ただし、B型肝炎ウイルス(HBV)の検査を目的として献血することは絶対に避けてください。

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B型肝炎ウイルス検査を受けるには、どのような方法がありますか?

B型肝炎ウイルス(HBV)検査は、ほとんどの医療機関で受けることができます。特に肝炎が疑われる全身倦怠感や食欲不振、悪心・嘔吐あるいは黄疸などの症状がある場合には、早めに受診されることをお勧めします。
なお、一般には医療保険が適用となりますが、症状が全くない場合などには自由診療となることもあります。詳細については、検査を希望される医療機関にお問い合わせください。
また、以下の制度によりC型肝炎ウイルス(HCV)検査とともにB型肝炎ウイルス(HBV)の検査も実施しているところです。

1.健康増進法による肝炎ウイルス検診
2.政府管掌健康保険等による肝炎ウイルス検査
3.保健所等における肝炎ウイルス検査

なお、上記以外にもB型肝炎の検査を行っている場合がありますので、いつも受けている健康診断等の問合せの窓口等にご相談ください。

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血液検査でB型肝炎ウイルスに感染していることが分かったら、どうすればいいですか?

急性肝炎を発病し、その原因ウイルスを調べるために受けた検査でHBs抗原が陽性である(B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している)ことが分かった人を除けば、献血時や検診時の検査で偶然HBs抗原が陽性であることが分かった人のほとんどはB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)であると考えられます。
B型肝炎ウイルス(HBV)の急性感染かB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)かは、IgM型HBc抗体検査(急性感染では陽性、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の多くは陰性を示す)やHBc抗体力価の測定(一般にB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)では高力価を示す)、またはHBs抗原量やHBc抗体価の推移を追うことなどにより鑑別することができます。いずれの場合であっても、B型肝炎に詳しい医師による肝臓の精密検査が必要です。
詳しくはかかりつけ医にお尋ね下さい。

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今現在HBs抗原が陰性ですが、そんな状態でも給付金を受け取ることが出来ますか?

HBc抗体が高力価陽性(CLIA法で10.0s/co以上)であれば請求が認められる可能性があります。まずはミライオへご相談いただき、専用の用紙で検査を受けてみてください。

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