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B型肝炎とは|弁護士法人法律事務所MIRAIO


B型肝炎とは

B型肝炎とはどのようなものですか?

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染によって起こる肝臓の病気です。
肝臓は、

  • ●栄養分(糖質、たん白質、脂肪、ビタミン)の生成、貯蔵、代謝
  • ●血液中のホルモン、薬物、毒物などの代謝、解毒
  • ●出血を止めるための蛋白の合成
  • ●胆汁の産生と胆汁酸の合成
  • ●身体の中に侵入したウイルスや細菌感染の防御

などの機能を有し、我々が生きていくためには健康な肝臓であることがとても大切です。
肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。
肝臓は予備能力が高く、一般に日常では全体の20%程度しか使われていないため、慢性肝炎や肝硬変になっても自覚症状が出ないことが多いことから、「沈黙の臓器」と呼ばれています。
このことを正しく認識し、症状がなくても医療機関を受診して肝臓の状態を評価することが大切です。

B型肝炎の特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。

  • ●B型肝炎ウイルス(HBV)は、主として感染している人の血液を介して感染する。また、B型肝炎ウイルス(HBV)を含む血液が混入した人の体液などを介して感染することもある。
  • ●B型肝炎ウイルス(HBV)の感染には、感染成立後一定期間の後にウイルスが生体から排除されて治癒する「一過性の感染」とウイルスが年余にわたって生体(主として肝臓)の中に住みついてしまう「持続感染」(HBVキャリア状態)との2つの感染様式がある。
  • ●一般に、成人が初めてB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合、そのほとんどは「一過性の感染」で治癒し、臨床的には終生免疫を獲得し、再び感染することはない(近年、成人が初めてB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合でも、B型肝炎ウイルス(HBV)のある特定遺伝子型:ジェノタイプAに感染した場合、10%前後の頻度でキャリア化することが分かってきました)。
  • ●B型肝炎ウイルス(HBV)の一過性感染を受けた人の多くは自覚症状がないまま治癒し(不顕性の感染)、一部の人が急性肝炎を発症する(顕性感染)。また、急性肝炎を発症した場合、稀に劇症化することがある。
  • ●不顕性、顕性感染の区別なく、治癒した後には臨床的には終生免疫を獲得する(しかし、最近になって、本人の健康上問題はないものの、ウイルス学的に、肝臓の中にごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)がずっと存在し続けていることが分かってきました)。
  • ●B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している母親から出生した児のB型肝炎ウイルス(HBV)感染予防をせずに放置した場合、児はB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)となる場合がある(母子感染予防策を講じることにより、ほとんどの例でキャリア化を防止することができる)。
  • ●乳幼児期にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合、キャリア化することがある。
  • ●B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)のうち10〜15%が慢性肝炎を発症する(慢性B型肝炎)(正確には、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の集団を断面でみると、10〜15%の人にALT(GPT)値の異常が認められることが分かっています)。
  • ●慢性B型肝炎の治療法には、肝庇護療法、抗ウイルス療法、自己の免疫力を高める治療法などがある。
  • ●慢性B型肝炎を発症した場合、放置すると、気がつかないうちに肝硬変、肝がんへ進展することがあるので、注意が必要である。
  • ●一般に、B型肝炎ウイルス(HBV)持続感染に起因する肝がん(B型の肝がん)は、慢性の炎症が持続した結果線維化が進展した肝臓を発生母地として、50歳代前半の年齢層に好発する(ただし、肝の線維化が進んでいない若いB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)にも肝がんが発生することがあるので、注意が必要である)。
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B型肝炎の原因は何ですか?

B型肝炎ウイルス(HBV)の感染による肝炎をB型肝炎と呼びます。
B型肝炎には、成人が初めてB型肝炎ウイルス(HBV)に感染して発症した急性B型肝炎と、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が発症したB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の急性増悪や、慢性B型肝炎などがあります。慢性肝炎が進展し、肝臓の線維化が進んだ状態が肝硬変で、このような人の肝臓には肝がんが発生することがあります。ただし、B型肝炎ウイルス(HBV)の場合は、肝硬変になっていなくても肝がんが発生することもあり、注意が必要です。
つまり、慢性B型肝炎、肝硬変、肝がんは、B型肝炎ウイルス(HBV)の持続感染に起因する一連の疾患であるといえます。

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B型肝炎ウイルスに感染すると、どのような症状が出ますか?

B型肝炎ウイルス(HBV)に初めて感染すると、全身倦怠感に引き続き食欲不振、悪心・嘔吐などの症状が出現することがあります。これらに引き続いて黄疸が出現することもあります。
黄疸以外の他覚症状として、肝臓の腫大がみられることがあります。この場合、右背部の鈍痛や叩打(こうだ)痛をみることがあります。これが急性B型肝炎(B型肝炎ウイルス(HBV)の顕性感染)です。しかし、B型肝炎ウイルス(HBV)に初めて感染しても自覚症状がないままで経過し、ウイルスが生体から排除されて、治癒してしまうこともあります(B型肝炎ウイルス(HBV)の不顕性感染)。
なお、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が肝炎を発症した場合にも、急性B型肝炎と同様の症状が出現する(HBVキャリアの急性増悪)ことがあるため、肝炎の症状がみられた場合には、適切な検査を行って両者を区別する必要があります。
また、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が慢性肝炎を発症している場合でも、ほとんどの場合自覚症状に乏しいので、定期的に肝臓の検査を受け、かかりつけ医の指導の下に健康管理を行い、必要に応じて治療を受けることが大切です。

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