会社破産も個人破産も網羅!会社と取締役の相互の関係性を徹底解説

連帯保証

「頼まれて安易に取締役になってしまったけど,自分や会社が破産してしまったらどうなってしまうんだろう…」

「昔,破産すると二度と経営者になることができないって聞いた覚えがあるけど,本当かな…」

 

このようなお悩みを抱えている,経営者の方も多いのではないでしょうか。

そのお悩みは,誤解による可能性もあります。

 

大事なことは3点です!

・取締役が個人破産をすると,法律上強制的に退任となる。しかしすぐに再任も可能!

・会社が破産しても原則は取締役に個人責任はない。しかし,個人保証をしていると要注意!

・破産を考えた場合はまずは弁護士に相談!

 

この記事を読み終われば,破産における,会社と取締役の相互の関係性がスッキリ理解できることでしょう。

 

取締役が個人破産したとき-強制退任になる

委任状取締役が個人破産をすると,法律上強制的に退任となってしまいます。

会社と取締役との関係は,法律上「委任」であるとされています(会社法330条)。会社が委任者,取締役が受任者です。

この委任関係は,委任者と受任者,どちらかが破産手続きの開始決定を受けると,強制的に終了するのです(民法653条2号)。

このため,委任関係終了により強制退任になります。

もっとも,現在の法律ではすぐに再任が可能です。

 

強制退任への対処方法-即再任も可能

取締役を強制退任となってもご安心ください,すぐに株主総会決議により,再任されることができます。

以前の法律では,破産手続きが終了するまで(免責確定まで),取締役の欠格事由に当たるとされていたため,すぐの再任ができませんでした。現在の法律では,取締役の欠格事由から破産がなくなったため,すぐの再任が可能となりました。

もっとも,株主総会決議が必要ですから,再任にあたり,事前に株主との調整が必要となるでしょう。

 

よくある誤解-今後一生取締役になれないは嘘

よくある誤解として,自己破産をすると今後一生取締役になったり,経営者になったりすることができない,というものがあります。

おそらく,上でも説明した,昔の法律の取締役欠格事由から発生した誤解かと思われます。

自己破産をしたとしても,今後の取締役就任に法律上の規制はありませんのでご安心ください。

 

 

会社が破産したときの取締役への影響

会社が破産したとき,取締役個人にどんな影響があるか…心配な方も多いと思います。

以下で詳しく見ていきましょう。

 

会社が破産するとき取締役がすべきこと-破産への同意,説明協力など

会社が自己破産の申立てをするには,基本的には取締役全員の同意(取締役会設置会社では,取締役会の承認決議)が必要です。

同意は同意書として,取締役会決議は議事録として,裁判所に提出します。

手続き中は,取締役は裁判所や破産管財人の調査に誠実に協力する義務もあり,虚偽の説明をした場合は犯罪にもなり得ます(3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金,又は併科)。

破産が必要な経営状態になれば,逃げ出さす,弁護士などの専門家に相談をしましょう。

 

会社破産と取締役の個人責任-原則:個人責任はない/例外:個人保証

会社を破産させても,原則,取締役に個人責任が発生することはなく,取締役が個人破産する必要はありません。

しかしながら,現実では,取締役の中には,会社負債を個人保証していることがあるので注意が必要です。

 

原則:取締役に個人責任はない

会社名義で借り入れた負債は,あくまで会社のみが責任を負います。一般の従業員はもちろん,取締役が個人責任を負うことはありません。

 

例外:個人保証

悩みもっとも,現実では,取締役も同時に個人破産をしなければならないことがあります。

金融機関から,会社が運転資金や設備投資費用を借り入れる場合,取締役が個人保証(連帯保証)をすることがあります。特に,中小企業においては,取締役の個人保証が融資の条件となっていることが多いようです。

会社が破産すると,会社名義の負債について,個人保証(連帯保証)している取締役に一括での支払い請求がくるため,取締役もやむなく同時に破産することが多くなっています。

*なお,より詳細にお知りになりたい方は,こちらもご参照ください。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

破産における,会社と取締役の相互の関係性について,スッキリ理解することはできましたか?

 

大事なことをおさらいすると,

・取締役が個人破産をすると,法律上強制的に退任となる。しかしすぐに再任も可能!

・会社が破産しても原則は取締役に個人責任はない。しかし,個人保証をしていると要注意!

・破産を考えた場合はまずは弁護士に相談!

ということになります。

 

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