【今も今後も】自己破産による各種ローンへの2つの影響時期を徹底解説

自己破産

「今月の借金の返済がどうしてもできない…もう自己破産するしかないのかな。でも、今後住宅ローンを組むときに影響が出るのかな?」

「自己破産すると、今通勤で使っている自動車のローンはどうなるんだろう?」

 

自己破産をこれからする場合、また過去に自己破産した場合の、ローンへの影響について、分からないことが多く、不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?

自己破産は、原則として借金の返済義務が免除になるという極めて大きなメリットがあることから、その逆のデメリットについて、過度に心配される方も多くいらっしゃいます。 

この記事では、自己破産と、各種ローンの関係について、詳細に解説し、ご心配を取り除いていきます。 

先に大事なことを4点確認しておくと、
・自己破産は全社介入・全社解約が原則
・自己破産をすると担保物が没収されてしまう
・自己破産後、5~10年間は各種ローンの審査に通らなくなる
・自己破産をご検討の場合は、まずは法律事務所MIRAIOへご相談ください

ということです。

 

この記事を読み終われば、きっと不安が解消され、前に進むきっかけになることでしょう。 

なお、この記事では、基本的に個人の方が債務整理をされる場合を想定しています。
会社(法人)の債務整理などにつきましては、こちらもご参照ください。

 

自己破産をすると【現在】の各種ローンはどうなるのか?

自己破産は,破産法という法律に従い,裁判所を利用して進める手続きです。 

法律に従い,すべてのローンを巻き込んで進める必要があります。 

住宅ローン、自動車ローン(オートローン、カーローン)、教育ローン、カードローンなどなど…ローンと名前の付く負債は多いですが、(ほぼ)すべての「ローン」が対象となります。

自己破産による、現在の各種ローンへの影響について、以下で詳しく見ていきましょう。

各種ローンへの影響①:全社強制介入・強制解約

冒頭でもご説明した通り、自己破産手続きを進めるには、すべてのローンの債権者(金融業者)に、自己破産予定と連絡通知をしなければなりません。

そのローンが、銀行カードローンのように、融資可能枠内で自由に借入れができる契約であっても、自己破産予定と連絡通知をしたことで、強制解約となります。

これは、ローン契約の約款に基づくもので,避けることはできません。 

各種ローンへの影響②:担保物の没収

住宅ローンや自動車ローンなど、特定の物をローンで購入して、そのローンを支払い中であれば、とても多くの場合に、その物は担保にとられている状態となっています。

自己破産手続きを進め、ローン会社に自己破産予定だと連絡通知した場合、この担保権を実行され、物が没収されてしまいます。 

住宅ローンと自動車ローンについて、以下でもう少し詳しくみていきましょう。

住宅ローン-住宅不動産没収

不動産住宅ローンで住宅不動産を購入した場合、ほぼ間違いなく、住宅不動産について抵当権という担保権がつけられています。

住宅ローン会社に、自己破産予定と連絡通知した場合、この抵当権を実行され、裁判所を介しての競売により、強制的に売却されます。

場合によっては、競売ではなく任意売却する場合もありますが、住宅不動産を手放さなければならないことは同一です。

自動車ローン-自動車没収

自動車ローンで、自動車を購入した場合、とても多くの場合に、その自動車には所有権留保という担保権がつけられます・

自動車ローン会社に、自己破産予定と連絡通知した場合、この所有権留保を実行され、自動車ローン会社に引き揚げられ、手放すことになってしまいます。 

自動車ローンと引揚げについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

どうしてもローンの残っている住宅だけは維持したい場合

借金全額の返済は難しいが、どうしてもローンの残っている住宅だけは維持したい場合、自己破産ではなく、民事再生(個人再生)手続きを利用し、一定の条件を充たす場合には、住宅を維持できるかもしれません。

これを、住宅資金特別条項と言います。 

住宅資金特別委条項については、こちらの記事で詳細を解説しています。マイホームを諦めたくない方は、ぜひお読みください。

 

自己破産をすると【今後】の各種ローンはどうなるか-ブラックリストの影響

自己破産手続きをすると、信用情報に事故登録がされます。

この事故情報が、いわゆるブラックリストとして機能し、例えば新たにカードローン契約を申し込んだ場合に、審査に通らず、断られるという事態が発生します。

以下で詳しく見ていきましょう。

ブラックリストとは-信用情報への事故登録

ブラックリストよく,自己破産をすると「ブラックリストに載る」や,「ブラックになる」と表現されますが,「ブラックリスト」という名の名簿は実際にはありません。

では,何のことかと言うと,信用情報に事故登録がされるということです。 

信用情報とは,消費者金融,クレジットカード会社,銀行等の金融機関が,業界ごとに管理している借入れに関するデータベースのことです。

3つの信用情報機関によって管理されています。 

自己破産をすると,このデータベースに,金融事故として登録がされます。 

この事故登録がいわゆるブラックリストとして機能するのです。 

3つの信用情報機関
 ・CIC(株式会社シー・アイ・シー)
 ・JICC(株式会社日本信用情報機構)
 ・全銀協(全国銀行個人信用情報センター)

ブラックリストの影響-今後のローンの審査が通らなくなる

各種ローンの申込みをすると,審査にかけられます(与信審査)。 

その審査の際に,信用情報が確認されます。このため,信用情報に事故登録が残っているブラックリストに載っている状態だと,審査に通らなくなるのです。 

審査においては,信用情報の他,申込み時の職業や収入などの他の審査要素も関係するため,事故登録が残っていると絶対に審査に通らないというわけではありません。 

ただし,審査においては信用情報がとても重要な審査要素と言われており,かなり難しくなると考えた方がいいでしょう。

ブラックリストの期間-5~10年と覚えておこう

信用情報に事故登録が残っている期間,いわゆるブラックリストに載っている期間は,各信用情報機関によって違いが出ますが,破産手続きが終了してから5~10年間,と覚えておけば分かりやすいでしょう。 

より詳しく説明すると,CICとJICCでは免責許可決定から5年間、全銀協では免責許可確定の官報掲載から10年間と言われています。 

なお,事故登録が残っているかの確認は,ご自身ですることができます。各信用情報機関のホームぺージ等から,信用情報記録を取り寄せてください。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか? 

自己破産をこれからする場合、また過去に自己破産した場合の、ローンへの影響について、ご心配は解消されましたか? 

大事なことを4点おさらいすると、
・自己破産は全社介入・全社解約が原則
・自己破産をすると担保物が没収されてしまう
・自己破産後、5~10年間は各種ローンの審査に通らなくなる
・自己破産をご検討の場合は、まずは法律事務所MIRAIOへご相談ください

ということです。

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