離婚したいけど弁護士費用が払えない!弁護士費用の仕組み、救済措置について解説!

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離婚したいけど、話し合いでは決着がつかず、離婚できない!
弁護士を雇わないといけないけど、お金がない。
お金がないと離婚を諦めるしかないの?

配偶者との離婚を決意しても、協議離婚が整わず、「裁判離婚をしたいけど、弁護士を雇うお金がない!」とお悩みの方がいらっしゃると思います。
そのような方々には、代理援助という救済制度があることを、是非知っていただきたいと思います。

この記事では、弁護士費用の仕組みや、法テラスの「代理援助」とはどのような制度であるか詳しく解説しています。
この記事を最後まで読んで頂ければ、「お金が無くて、弁護士が雇えない…」とお悩みの方も、「制度を活用すれば、安心して弁護士に依頼できる!」ということがわかり、問題解決への第一歩が踏み出せるようになるでしょう。

弁護士費用とは?

弁護士費用一般的に弁護士費用とは、次の5つの費用のことを言います。

・法律相談料
・着手金
・成功報酬
・日当
・実費

法律相談料

法律相談料とは、発生した問題について、法律的にどのような解決方法があるのか弁護士に相談し、アドバイスを貰う際に必要になる費用のことを言います。
30分程度で5000円位からが相場でしょう。

着手金

着手金とは、弁護士に事件解決を依頼し、弁護士が仕事に取り掛かる際に支払う費用のことを言います。
仕事に取り掛かる際に必要になる費用であるため、事件が解決できなかった場合でも変換されないことが一般的です。
事件の複雑さや、解決見込の度合いによって金額は様々ですが、10万円~50万円程度かかることが多いようです。

成功報酬

成功報酬とは、事件が解決した際に支払う費用のことを言います。
希望した依頼内容通りの解決に至らなかったとしても、成果の割合に応じて報酬金が発生することが一般的です。
例えば、1000万円の損害賠償を相手方に負わせること求め、実際には800万円の損害賠償を負わせることとなった場合、8割程度の成功として成功報酬が発生します。
完全成功で成功報酬は〇万円、5割程度の成功で成功報酬は○万円と、予め取り決めておくとトラブルになりにくいでしょう。
なお、「成功報酬は○万円」と具体的に金額を取り決めるケースもありますが、「事件解決によって得た利益の〇%を成功報酬とする」と取り決めるケースが多いようです。

日当

日当とは、事件解決のために弁護士が裁判所に赴いたり、相手方との交渉などで、事務所外で活動したりした際にかかる費用です。
また、日当とは別に、弁護士が移動するために掛かった交通費も、費用として発生することが一般的です。

実費

実費とは、裁判所に納付する印紙代や、住民票などの記録謄写費用などのことを言います。

離婚問題解決のために弁護士を雇う場合、必要となる弁護士費用の目安は30万円~80万円程度

慰謝料離婚でトラブルが発生する場合、親権などの子どもの養育についての問題や、財産の清算問題、養育費や婚姻費用などの給付の問題など、配偶者と離婚をすること以外にも、様々な問題が発生するケースが多くあると思います。
解決すべき問題の複雑さによって、弁護士費用に大きな差が生じますが、離婚問題解決を弁護士に依頼した場合、総額30万円~80万円程度の弁護士費用が発生するケースが一般的です。

弁護士費用が捻出できない場合、法テラスの「代理援助」を活用しよう

ポイント離婚にかかる弁護士費用は決して安い金額ではありませんが、離婚をどのような条件で成立させられるかは、一生を左右する重要な決断です。
専門家によるアドバイスが無ければ、解決できない問題が発生する可能性も十分にあります。
「弁護士に依頼したいが、弁護士費用を捻出できないことで離婚を踏みとどまっている」という方は、これから解説する、法テラスの代理援助という制度について、是非知っていただきたいと思います。

法テラス(日本司法支援センター)とは

法テラスとは、法律問題を抱えた人の為に、情報提供や訴訟費用の援助サービスなどの提供を行う、国の運営による支援施設のことです。
法テラスでは、収入や資産を保有していないために、弁護士や司法書士を雇うことができず、法律問題を解決できない、とお悩み方のために、様々な支援を行っています
なお、誰でも法テラスを利用できるという訳ではなく、利用できる方には収入や資産の保有状況など一定の条件があります。

※法テラスの詳細は、法テラスホームページをご参照ください。

着手金や実費の立替払いを行ってくれる「代理援助」という制度がある

法テラスには、離婚問題解決を弁護士に依頼する際に必要となる、着手金や実費を立て替えてくれる「代理援助」という制度があり、これを利用することで、金銭的に余裕がない方でも弁護士に事件解決を依頼できる可能性が有ります。

代理援助を利用できる人

代理援助を利用できる人には、次のような条件があります。

①国民及び我が国に住所を有し適法に在留する外国人であること
②保有資産が一定額以下であること
③月収が一定額以下であること
④勝訴の見込みがないとは言えないこと

※代理援助の詳細には法テラスホームページをご参照ください。

弁護士費用が払えるかお悩みの方は、弁護士に無料相談してみよう

先述の通り、離婚について弁護士に事件解決を依頼した場合、総額30万円~80万円程度の弁護士費用が必要となります。
事件解決までには、たくさんのお金が必要になりますが、弁護士に相談すればすぐにお金がかってしまうという訳ではありません。
離婚問題について、無料相談を行っている法律事務所は多く、「無料相談だけで解決への糸口がつかめた!」という方も多くいらっしゃいます。

報酬の支払いについての不安は、予め打ち明けておくと良い

なお、「着手金や実費は代理援助で立て替えて貰えたとしても、自分の収入で成功報酬が払えるか分からない」と不安を感じている方もいらっしゃると思います。
そのような場合、弁護士に成功報酬の支払いが不安であることを打ち明けてみましょう。
事件内容や弁護士によって判断は様々ですが、「成功報酬の払い方を分割にできないか」「着手金の割合を大きくして、成功報酬の割合を小さく出来ないか」など、どうすれば相談者の負担を減らしながら事件解決ができるか、親身になって考えてくれる弁護士が多いはずです。

親身になって、寄り添ってくれる弁護士を探そう!

また、離婚出来たとしても、弁護士費用の支払いによって、その後の生活が成り立たなくなってしまっては、離婚問題が解決されたとは言えません。
離婚後の新たな生活が、良いスタートを切ることができるよう、「ただ離婚を成立させる」のではなく、相談者に寄り添って、本当の解決を目指すことができる弁護士を選ぶことが重要です。
そのためにも、法律事務所の無料相談を活用し、解決方法のアドバイスや弁護士の雰囲気を確認して、自分にあっている法律事務所を探しましょう。

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離婚についてこの様なお悩みはありませんか?
悩み

  ・相手が離婚に応じてくれない
  ・離婚時の財産分与をどうしたらいいか分からない
  ・不倫相手にも慰謝料を請求したい
  ・別居中の生活費を請求したい
  ・婚姻費用の支払いで生活が苦しく減額請求をしたい   など

離婚は結婚と同様、一生を左右する重要な問題です。また、離婚問題には、子供の問題(親権)、財産の清算問題、さまざまな給付の問題(婚姻費用、養育費)などもからんできますので、専門家によるアドバイスは必要不可欠です。

弁護士法人法律事務所MIRAIOでは、これまで多くの離婚案件を扱ってきた実績があり、弁護士が丁寧にお話を伺い、皆様のお悩みを解決致します。

法律事務所MIRAIOのホームページはこちら
https://www.miraio.com/

離婚トラブルの解決を弁護士に依頼するメリット

弁護士弁護士に依頼することで、次のようなメリットがあります。 

離婚トラブルの解決を弁護士に依頼するメリット

適切な慰謝料・養育費の算出、専門的書類の作成をしてもらえる

離婚に伴う金銭について、相手方とトラブルが生じるケースは珍しくありません。離婚後の生活に大きな影響をもたらす慰謝料や養育費などを適切な金額で相手方に請求するには、専門的な知識と経験が求められます。
この様な離婚に伴う金銭トラブルが生じた際、弁護士に交渉を依頼することで、適切な金額を得られる可能性が高くなります。また、相手方が支払いを滞らせているケースでは、弁護士が調停や裁判などの代理人を務め、相手方に支払いを促すことが可能です。

離婚トラブルの解決を弁護士に依頼するメリット

交渉や訴訟の代理人になってもらえる

調停や裁判等、離婚を実現するまでには多くの複雑な手続きが必要になる場合があります。
離婚の際には、離婚手続き以外にも、職場への連絡や引っ越しなど、離婚に伴う生活環境の変化への準備に多くの時間と労力が必要となります。
弁護士に代理を依頼することで、離婚手続きに伴う時間や労力、また、精神的な負担を軽減させることができます。

離婚トラブルの解決を弁護士に依頼するメリット

一人一人の状況にあった適切なアドバイスが貰える

配偶者と離婚したいと思っても、どのようにして離婚手続きを行えばいいのか分からないという方が多くいらっしゃると思います。
財産分与や親権などの条件が妥当なのか、相手の提示よりも良い条件で離婚するにはどうしたらいいのか、など分からないことや不満が有っても、「話し合うのも大変だから」と、相手の言いなりに離婚手続きを進めてしまうケースは珍しくありません。
この様な時、弁護士に相談すれば、有利に離婚をするにはどのようにしたら良いのか、状況に応じた適切なアドバイスがもらえます。
離婚について、相手の言い分に疑問を感じたら、離婚届に判子を押す前に一度弁護士に相談してみましょう。

MIRAIOが誇る6つの強みとは?

法律事務所MIRAIOには、次のような強みがあります。

1.約40万件の相談実績

2002年以降、MIRAIOでお受けした法律相談は、実に40万件以上になります。この豊富な相談によって培われた経験とノウハウによって、的確でスピーディな問題解決を実現します。

2.専門家ネットワークによるワンストップサービス

弁護士だけでなく、公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士、医師などの各分野の専門家とのネットワークを構築し、必要に応じてチームを組んで事件処理にあたります。
MIRAIOに依頼すれば、ワンストップでのサービスが可能となります。

3.パラリーガルの活用

「パラリーガル」という法律事務専門スタッフを活用することにより、弁護士の生産性を大幅に上げています。
また、業務を細分化してチーム制を導入することにより、事務処理の効率化を実現しています。

4.IT導入による徹底した情報管理

弁護士業務にいち早くITを導入し、事件処理のシステム化を推進してきました。
お客様からお預かりするさまざまな個人情報は、すべてITにより一元管理されており、万全のセキュリティ体制が整備されています。

5.安心の料金体系

弁護士報酬などの各種費用を明示しています。
さらに、システム化と業務効率化により、リーズナブルな料金体系も実現しています。

6.初回相談料無料!

離婚問題の初回相談料は無料です。安心してご相談ください。