B型肝炎によって仕事制限される?就労への影響や職業選択時の注意点は?

よくあるご質問

B型肝炎であるという理由だけで、仕事制限されることはありません。

無症候性キャリア(症状のないB型肝炎キャリア)や軽度の慢性肝炎の場合は、通常の就労にはほとんど影響ないでしょう。
ただし、重度の慢性肝炎、肝硬変、肝がんとなってくると、肝機能が低下するため、運動能力や体力の低下、倦怠感などによって、就労が困難になる可能性があります。

症状を悪化させないためには、継続的な治療を行い、規則正しい生活をおくることが大切です。
そのため、B型肝炎キャリアの方が職業を選択するときは、治療と仕事が両立できる職場を選ぶことが大切です。
肝硬変の病状が進行している場合は、記憶力の低下や瞬時の判断の遅れるという症状が出る可能性があるため、車の運転などの危険を伴う作業は控えた方がよいでしょう。

また、事業者(企業)側にも、従業員が治療と仕事を両立できるための環境づくりや配慮が求められています。
厚生労働省は「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」を作成し、B型肝炎などの肝疾患に関する留意事項を定めています。

※参考:厚生労働省「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」