歩行者も過失が問われる?歩行者と車の事故の過失割合を状況別に図解

けがした男性

歩いて道路を横断中に車に跳ねられました。
保険会社からは、過失割合は7対3で、私の過失が7だと言われましたが、到底納得できません!
これは本当に正当な過失割合なのでしょうか?

歩行者と車の事故の場合、車の過失が100%ということも多くのケースで見られます。
ただし、事故の時間帯や場所、歩行者の行動によっては、歩行者の過失が問われることもあります。
特に、歩行者が交通ルールに違反していた場合には、車より歩行者の過失割合の方が高くなることもあるのです。

ここでは、歩行者と車の事故の過失割合を、状況別に図解し、歩行者の過失が問われるケースをしっかり解説していきます。
これを読んで、典型的な過失割合を理解し、加害者との示談交渉に生かし、正当な賠償金を勝ち取りましょう。

過失割合とは、事故について被害者と加害者の不注意の割合のこと

過失割合とは、交通事故についての被害者と加害者の過失(不注意)の割合のことです。
過失相殺とは、過失割合に応じて、加害者からの賠償金を減額することです。

例えば、歩行者が横断歩道のない道路を横断しようとして、車と衝突した場合、車が一方的に悪いのではなく、歩行者にも一定の責任(過失)が認められます。
歩行者の過失割合が20%と認められた場合、被害総額が100万円だとしても、20%分が減額され、加害者からの賠償金は80万円となるのです。

過失割合の認定基準

過失割合の認定基準は、『民事交通訴訟における過失相殺率等の認定基準』(判例タイムズ社)や、『民事交通事故訴訟・損害賠償額算定基準』(日弁連交通事故相談センター東京支部)の過失相殺基準などに類型化されています。
ただし、実際の過失減額率 は、自賠責保険の場合と任意保険の場合とで異なっています。

自賠責保険の過失相殺(重過失減額)

自賠責保険では、被害者保護の観点から、被害者に重過失(著しい注意義務違反)がある場合にのみ過失減額 されます。例えば、被害者が信号無視をした場合や、横断禁止の場所を横断した場合などが当てはまります。
具体的な過失減額 の基準は、被害者の過失の程度に応じて、次の表のように決まっています。

自賠責保険過失相殺

「減額適用上の被害者の過失割合」とは、事故状況から見た被害者の過失割合のことで、「減額割合」とは、実際に賠償金から減額される割合のことです。
例えば、死亡事故で3000万円の自賠責保険が支払われるケースの場合で、事故状況から見た被害者の過失割合が8割だと、3割減額されて、2100万円の賠償金が支払われることになります。

任意保険の過失相殺

任意保険の場合は、自賠責保険と異なり、軽過失の場合も過失減額されます。

歩行者と車の事故の場合の過失割合

それでは、歩行者と車(四輪車・単車)との事故について、歩行者の過失が認められる事故類型について、『民事交通訴訟における過失相殺率等の認定基準』(判例タイムズ社)の基準を参考にご紹介していきます。
ただし、ここで紹介する過失割合はあくまでも基本的なものであって、実際には、事故時のさまざまな状況を考慮して、過失割合の加算や減算がされます。

横断歩行者の事故

信号機が設置されている横断歩道を横断中の事故

横断歩道上(横断歩道及び横断歩道に接する車道部分)で起きた事故のことです。
この場合、主に次のような条件によって、歩行者の過失割合が異なります。

  • 車は直進していたか、右左折していたか
  • 歩行者と車の信号機はそれぞれ何色だったか

ここでは紹介しませんが、歩行者が横断を開始してから歩行者用信号の色が変わった場合には、状況に応じて、別の過失割合が適用されます。

歩行者と直進車の事故

横断歩道上/歩行者と直進車

この場合の、歩行者の基本的な過失割合は、歩行者と車の信号の色によって異なり、次の表のようになります。

例えば、歩行者用の信号がのときに歩行者が横断開始し、用の信号がのときに車が交差点に進入した場合、歩行者の基本的な過失割合は70%になります。

過失割合(横断歩道上/歩行者と直進車)

歩行者と右左折車の事故

この場合の、歩行者の基本的な過失割合は、歩行者と車の信号の色によって異なり、次の表のようになります。

例えば、歩行者用の信号がのときに歩行者が横断開始し、用の信号がのときに車が交差点に進入した場合、歩行者の基本的な過失割合は50%になります。

過失割合(横断歩道上/歩行者と右左折車)

横断歩行者の事故

信号機が設置されていない横断歩道を横断中の事故

この場合の、歩行者の基本的な過失割合は、0%です。
横断歩道を通過する車には、重い注意義務が課されており、歩行者は横断歩道上では絶対的に近い保護を受けます。
ただし、状況に応じて、歩行者にも過失が認められる場合もありますのでご注意ください。

横断歩行者の事故

横断歩道の付近を横断中の事故

横断歩道の「付近」とは、道路状況に応じて、次のような場所だとされています。

  • 道幅14m(片側2車線)以上で、交通量が多く車が高速で走行している道路・・・横断歩道の端から外側におおむね40m~50m以内
  • それ以外の道路・・・横断歩道の端から外側におおむね20m~30m以内

この場合、主に次のような条件によって、歩行者の過失割合が異なります。

  • 付近の横断歩道には信号機が設置されていたか
  • 横断歩道の信号機と車の信号機はそれぞれ何色だったか
  • 事故の場所は、横断歩道からどれぐらい離れていたか(横断歩道の直近かどうか)
  • 車は横断歩道を通過していたか、手前だったか
  • 車は直進していたか、右左折していたか

なお、横断歩道の「直近」とは、道路状況に応じて、次のような場所だとされています。

  • 道幅14m(片側2車線)以上の広い幹線道路・・・横断歩道の端から外側におおむね10m以内
  • それ以外の道路・・・横断歩道の端から外側におおむね5m以内

歩行者と横断歩道通過後の直進車の事故(信号機が設置されている横断歩道の直近)

横断歩道直近/歩行者と直進車/横断歩道通過後

この場合の、歩行者の基本的な過失割合は、歩行者と車の信号の色によって異なり、次の表のようになります。

例えば、直近横断歩道の歩行者用の信号がのときに歩行者が横断開始し、用の信号がのときに車が交差点に進入した場合、歩行者の基本的な過失割合は70%になります。

過失割合(横断歩道直近/歩行者と直進車/横断歩道通過後)

歩行者と横断歩道手前の直進車の事故(信号機が設置されている横断歩道の直近)

横断歩道直近/歩行者と直進車/横断歩道手前

この場合の、歩行者の基本的な過失割合は、歩行者と車の信号の色によって異なり、次の表のようになります。

例えば、直近横断歩道の歩行者用の信号がのときに歩行者が横断開始し、用の信号がのときに車が交差点に進入した場合、歩行者の基本的な過失割合は70%になります。

過失割合(横断歩道直近/歩行者と直進車/横断歩道手前)

歩行者と横断歩道通過後の右左折車の事故(信号機が設置されている横断歩道の直近)

横断歩道直近/歩行者と右左折車/横断歩道通過後

この場合の、歩行者の基本的な過失割合は、歩行者と車の信号の色によって異なり、次の表のようになります。

例えば、直近横断歩道の歩行者用の信号がのときに歩行者が横断開始し、用の信号がのときに車が交差点に進入した場合、歩行者の基本的な過失割合は70%になります。

過失割合(横断歩道直近/歩行者と右左折車/横断歩道通過後)

それ以外の横断歩道付近の事故

上記以外の横断歩道付近を横断中の事故の場合、歩行者の基本的な過失割合は、30%です。

横断歩行者の事故

横断歩道のない交差点またはその直近を横断中の事故

この場合、主に次のような条件によって異なりますが、歩行者の基本的な過失割合は10%~20%となります。

  • 車は直進していたか、右左折していたか
  • 幹線道路や広狭差のある交差点だったか
  • 横断したのは、広路だったか狭路だったか

なお、交差点の「直近」とは、道幅にもよりますが、おおむね交差点から10m以内をいうとされています。

横断歩行者の事故

それ以外の場所を横断中の事故

これまでのいずれにも該当しない場所における横断中の事故の場合、歩行者の基本的な過失割合は、20%です。

対向・同一方向進行歩行者の事故

車と歩行者が対向方向、もしくは同方向に進行中に起きた事故のことです。
この場合、主に次のような条件によって、歩行者の過失割合が異なります。

  • 歩道と車道の区別があるか
  • 歩行者に車道の通行が許される場所だったか

歩道と車道の区別があり、車道通行が許される場所での事故

対向・同一方向進行歩行者/歩道・車道区別あり/車道通行許容

この場合の歩行者の基本的な過失割合は、10%です。

例えば、工事中や堆積土などで、歩道が事実上通行できない場合などが当てはまります。

歩道と車道の区別があり、車道通行が許されない場所での事故

対向・同一方向進行歩行者/歩道・車道区別あり/車道通行禁止

この場合の歩行者の基本的な過失割合は次のとおりです。

  • 歩行者が車道側端(おおむね道路の端から1m以内)を歩行中の場合・・・20%
  • それ以外の場合・・・30%

歩道と車道の区別のない道路での事故

対向・同一方向進行歩行者/歩道・車道区別なし

この場合の歩行者の基本的な過失割合は次のとおりです。

  • 歩行者が右側通行していた場合・・・0%
  • 歩行者が左側通行していた場合・・・5%
  • 歩行者が道幅8m以上の道路の中央部分を通行していた場合・・・20%
  • それ以外の場合・・・10%

路上で横になっている者、座り込んでいる者(路上横臥者等)の事故

寝転がる人歩行者が路上に横たわっていたり、座り込んでいたりした場合に起きた事故のことです。
この場合、事故の時間帯によって、歩行者の基本的な過失割合は次のように異なります。

  • 昼間・・・30%
  • 夜間・・・50%

後退する車との事故

後退する車と歩行者

この場合の歩行者の基本的な過失割合は次のとおりです。
車がクラクションを鳴らして、後退することを警告した場合には、歩行者の過失割合が加算されます。

  • 歩行者が後退する車の直後を横断した場合・・・20%
  • それ以外の場合・・・5%

高速道路上での事故

一般的な高速道路(高速自動車国道)上での事故に加え、自動車専用道路での事故も含みます。
「どのような歩行者だったか」によって、次のように過失割合が異なりますが、いずれも、車側に前方注視義務違反、ハンドル・ブレーキ操作の不適切などの安全運転義務違反の過失があることを前提とします。

高速道路に侵入した歩行者

高速道路に違法に進入した歩行者の基本的な過失割合は、80%です。
次のような事情があった場合は、過失割合が10%~20%減算されます。

  • 車の著しい過失・・・著しい前方不注視、酒気帯び運転、時速20㎞以上の速度違反など
  • 車の重過失・・・無免許運転、居眠り運転、酒酔い運転、時速40㎞以上の速度違反など

故障車 などの駐停車車両の近くの人

事故や車の故障などのため、非常措置を講ずる運転者や同乗者で、駐停車中の車のおおむね10m以内にいる歩行者のことです。
この場合の歩行者の基本的な過失割合は、40 %です。

次のような事情があった場合は、過失割合が10%~20%加算されます。

  • 夜間・視界不良・・・夜間であったり、雨や霧などによって視界が悪かったりした場合
  • 交通量多し・・・先行車や並走車が多く、歩行者の発見や回避がそれほど容易でない場合
  • 歩行者の著しい過失・・・車の直前を横断する場合など

また、次のような事情があった場合は、過失割合が10%~30%減算されます。

  • 車の著しい過失・・・著しい前方不注視、酒気帯び運転、時速20㎞以上の速度違反など
  • 車の重過失・・・無免許運転、居眠り運転、酒酔い運転、時速40㎞以上の速度違反、歩行者が停止表示機材を設置していた場合など

工事現場などで作業中の人

工事現場、清掃、事故の実況見分などで作業中の歩行者のことです。
この場合の歩行者の基本的な過失割合は、30%です。

次のような事情があった場合は、過失割合が10%~20%加算されます。

  • 夜間・視界不良・・・夜間であったり、雨や霧などによって視界が悪かったりした場合
  • 交通量多し・・・先行車や並走車が多く、歩行者の発見や回避がそれほど容易でない場合
  • 歩行者の著しい過失・・・車の直前を横断する場合など

また、次のような事情があった場合は、過失割合が10%~30%減算されます。

  • 車の著しい過失・・・著しい前方不注視、酒気帯び運転、時速20㎞以上の速度違反など
  • 車の重過失・・・無免許運転、居眠り運転、酒酔い運転、時速40㎞以上の速度違反など

駐車場内の事故

駐車場内で発生した歩行者と車の事故については、歩行者の基本的な過失割合は、10%です。
その事故現場が、駐車区画内であっても、通路上でもあっても、同じです。

歩行者の過失割合が修正されるケース

一般道における歩行者の基本的な過失割合は、事故の時間帯や場所、歩行者の属性や行動、車の過失の程度などによって、修正(加算・減算)がされます。

歩行者の過失割合が加算されるケース

次のようなケースの場合、歩行者の過失割合が加算されます。

夜間

夜間とは、日没から日の出までのことです。
夜間は、車からは歩行者を発見しにくい一方で、車はライトを点灯し、歩行者は車に気づきやすいという状況であるため、歩行者の過失割合が加算されます。

幹線道路

幹線道路とは、骨格的な道路網を形成する道路のことで、幅員の広い国道や県道などが当てはまります。一般的に、交通量が多く、車道と歩道が区別されており、複数の車線が整備されています。

直前直後の横断

歩行者が、車の直前や直後を横断した場合です。
道路交通法では、「歩行者は、車両等の直前又は直後で道路を横断してはならない。(第13条)」と定められています。

佇立・後退・ふらふら歩き

「佇立」とは、立ち止まり、たたずむことです。
歩行者が、路上にたたずんでいたり、後退したり、予想外のふらふら歩きをしていた場合には、歩行者の過失割合が加算されます。

横断禁止場所の横断

車の直前直後以外にも、道路標識等によりその横断が禁止されている道路は、その横断が禁止されています(道路交通法第13条第2項)。

歩行者の過失割合が減算されるケース

次のようなケースの場合、歩行者の過失割合が減算されます。

住宅・商店街

住宅街や商店街などは、歩行者が多く、常に歩行者の通行や横断が予見され、車には通常以上の注意が求められます。
国家公安委員会が定める『交通の方法に関する教則』にも、「歩行者のそばを通るときは、歩行者との間に安全な間隔を空けるか、徐行しなければなりません。」などと定められています(第5章第3節1(1))。

幼児・児童・老人・身体障害者

幼児や児童については、急な飛び出しなどが予見されるため、車には通常以上の注意が求められます。また、高齢者や身体障害者は、通常よりも身体能力・運動能力が制限されますので、過失割合についても減算されます。
道路交通法にも、車両等の運転者は、幼児、児童、高齢者、身体障害者が通行または歩行しているときは、一時停止し、または徐行して、その通行または歩行を妨げないようにすること、と定められています(第71条第1項・第2項)。

集団横断

歩行者が集団で横断している場合には、車からは容易に発見しやすいので、歩行者の過失割合は減算されます。

車の著しい過失

脇見運転、酒気帯び運転、おおむね時速15㎞以上30㎞未満の速度違反、ハンドル・ブレーキの不適切操作などのことです。

車の重過失

居眠り運転、酒酔い運転、無免許運転、時速30㎞以上の速度違反などのことです。

適切な過失割合を主張するためにすべきこと

ドライブレコーダ事故時の状況は、被害者の過失割合に大きく影響し、それは得られる賠償金の金額にも及びます。
適切な過失割合を主張し、正当な賠償金を得るためにも、事故の状況は証拠としてしっかりと保存しておきましょう。
具体的な方法としては、次のような方法があります。

  • 事故の状況をメモしておく。
  • 事故現場、車の画像をスマートフォンなどで撮影する。
  • 目撃者に警察への証言などの協力をお願いする。
  • ドライブレコーダーを装着している場合には、録画の停止をしたり(上書き録画されるタイプの場合、事故時の映像が消えてしまうおそれがあるため)、バックアップを取ったりする。
  • 加害者との会話を録音する。

交通事故の相談なら法律事務所MIRAIOへ

ここまで見てきたように、適切な過失割合を主張するには、専門的な知識や経験が求められます。
また、加害者やその保険会社との交渉には、大変な労力や時間がかかります。
そのため、交通事故に遭ったら、まずは弁護士に相談、依頼されることをお勧めします。

弁護士に依頼するメリット

弁護士に依頼することで、次のようなメリットがあります。

損害額の算出、専門的書類の作成をしてもらえる

交通事故の損害賠償を請求するには、交通事故の調査、損害額の算出、内容証明郵便の作成、示談書の作成、訴状の作成など、専門的な知識と経験が求められる作業がいくつもあります。
このような時間と手間のかかる作業を弁護士に一任することで、治療に専念することができます。

示談や訴訟の代理人になってもらえる

加害者や保険会社との示談交渉や訴訟の代理人になってもらうことができますので、ご自身で直接相手方と話す必要がありません。
この点において、精神的な負担も軽減することが可能です。

より高額の示談金を得ることができる

弁護士に依頼した場合、損害額は弁護士基準で算出します。この弁護士基準というのは、過去の判例(裁判所の判決内容)を参考に基準額を算定したもので、自賠責保険や任意保険会社の基準よりも高額となっています。
例えば、後遺障害等級第1級の慰謝料は、自賠責保険基準だと上限1650万円ですが、弁護士基準で算出すると2800万円となり、実に1150万円もの差があります。
また、弁護士が事故の状況を客観的に調査、分析し、適切な過失割合を主張することで、保険会社の言いなりになることなく、正当な賠償金を得ることにもつながります。

MIRAIOが選ばれる理由

交通事故被害について弁護士に相談されるなら、まずは法律事務所MIRAIOにご相談ください。MIRAIOには次のような強みがあります。

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MIRAIOは、医療過誤(医療ミス)やB型肝炎訴訟にも力を入れていますので、医師との協力関係もあり、医学的な知見を豊富に持ち合わせています。
特に、後遺障害がどの等級で認定されるかについては、示談金の金額に大きく影響します。例えば、弁護士基準による第2級の慰謝料は2370万円ですが、これが第1級に上がると2800万円となり、実に430万円もの増額が可能なのです。
そして、この認定を左右するのが医師の診断書です。MIRAIOであれば、医学的知見を駆使して、より高い後遺障害等級の認定が得られやすい診断書についてのアドバイスをすることが可能です。

損害保険会社の代理人経験も!経験豊富な弁護士が多数在籍

MIRAIOには、交通事故被害に関する経験が豊富な弁護士が多数在籍しています。中には、大手損害保険会社の代理人経験のある弁護士もおります。
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MIRAIOでは交通事故の示談交渉の初回相談料・着手金は無料です。安心してご相談ください。
※ただし、弁護士費用特約付きの保険に加入されている場合は、保険会社の補償の範囲内で相談料や着手金をいただく場合があります。

MIRAIOでの解決事例

実際の解決事例をいくつかご紹介します。 
※あくまでも一例ですので、すべての事件において同じような示談金を獲得できるとは限りません。

賠償額が1000万円以上アップ!

事故の瞬間1被害者 30代 男性 会社員
事故の概要 バイクで交差点を直進中に、右折してきた自動車と衝突した。
過失割合 被害者15%
後遺障害等級 12級
保険会社の提示金額 約500万円
最終的な示談金額 約1500万円

最初に保険会社が提示してきた金額の中で、特に問題があったのが後遺障害による「逸失利益(事故がなければ得ることができたであろう将来の給与・収入など)」の額でした。
保険会社が計算した逸失利益は、約300万円でしたが、これは一般的な計算基準から見ても明らかに少なすぎる金額でしたので、MIRAIOは正当な方法で計算しなおして、約1300万円と算出しました。
さらに、慰謝料についても増額し、最終的には1500万円余りの示談金を獲得しました。

まさかの提示額10万円からの大逆転!示談金900万円を獲得!

事故の瞬間2被害者 40代 女性 アルバイト
事故の概要 自転車で横断歩道を走行中に、左折してきた自動車に衝突された。
過失割合 被害者10%
後遺障害等級 12級
保険会社の提示金額 10万円
最終的な示談金額 約900万円

最終的に後遺障害とまで認定される大怪我を負ったにもかかわらず、保険会社からの当初の提示額はたったの10万円でした。
MIRAIOは、保険会社が審査すらしていなかった後遺障害の認定を得ることに成功し、それに伴い、後遺障害の慰謝料として290万円逸失利益として約560万円を獲得しました。さらに、怪我の慰謝料や休業損害の増額にも成功し、最終的には約900万円の示談金を獲得しました。

保険会社から目を疑うような示談金を提示され、もっともらしい説明を受けたとしても、簡単には同意しないでください。納得できないところがあれば、示談書にサインする前にMIRAIOにご相談ください。

過失割合も減額して約1200万円アップ!
事故の瞬間3被害者 40代 男性 会社員
事故の概要 歩行中に後ろから自動車にはねられた。
過失割合 被害者45%⇒30%へ
後遺障害等級 8級
保険会社の提示金額 約800万円
最終的な示談金額 約2000万円

保険会社からは、後遺障害による逸失利益慰謝料として800万円余りを提示されました。
その後交渉を重ねることで、逸失利益慰謝料の合計2000万円余りの獲得に成功しました。
さらに、過失割合についても、当初は被害者45%の過失を主張されていましたが、事故当時の状況を細かく分析し、反論した結果、30%にまで下げることができました。
結果として、示談金は約1100万円以上も増額させることに成功しました。

過失割合も示談金に大きく影響が出ます。納得できないところがあれば、MIRAIOにご相談ください。

まとめ

得意げな男性以上のように、歩行者と車の事故の過失割合は、次のような条件によって異なります。

1 事故が起きたのは昼間だったか、夜間だったか

2 事故現場はどこだったか?

  1. 横断歩道上だったか、横断歩道の近くだったか、近くに横断歩道もない場所だったか
  2. 信号機のある場所だったか
  3. 車が交差点に進入する前だったか、進入した後だったか
  4. 歩道・車道の区別のある場所だったか
  5. 幹線道路・広狭差のある道路だったか、広狭差のない道路だったか
  6. 幹線道路・広狭差のある道路の広路だったか、狭路だったか
  7. 住宅街・商店街だったか
  8. 一般道路か高速道路か

3 車はどのような走行をしていたか?

  1. 直進していた
  2. 右左折していた
  3. 後退していた
  4. わき見運転、居眠り運転ではなかったか
  5. 酒気帯び運転、酒酔い運転ではなかったか
  6. 速度違反はしていなかったか

4 歩行者はどのような通行・動きをしていたか?

  1. 道路を横断中だったか
  2. 単独での横断だったか、集団での横断だったか
  3. 歩道を歩いていたか、車道を歩いていたか
  4. 歩いていたのは、道路の右端だったか、左端だったか、中央だったか
  5. 路上で寝転んだり、座り込んだり、ふらふら歩いたりはしていなかったか
  6. 車の直前直後の通行ではなかったか
  7. 横断禁止違反、通行禁止違反ではなかったか

5 歩行者はどのような人だったか。幼児、児童、高齢者、身体障害者だったか。

6 車と歩行者の信号はそれぞれ何色だったか

このような無数の条件から適切な過失割合を導き出すには、交通事故に関する専門的な知識や経験が求められます。
保険会社の提示する金額に少しでも疑問を感じたら、すぐに弁護士に相談されることをお勧めします。
そして、適切な過失割合を主張して、正当な賠償金を獲得しましょう。