B型肝炎に感染した後の経過と症状|経過観察のための検査も紹介

肝臓の検査
  • B型肝炎に感染したらどのような経過をたどるのか?
  • どのような症状が出るの?
  • B型肝炎キャリアと言われたけど、今後どのようなリスクがあるの?

この記事では、このような疑問にお答えし、B型肝炎ウイルスへの感染後の経過と症状、経過観察のための検査などについて解説します。

B型肝炎に感染した後の経過と症状

発熱B型肝炎ウイルスへの感染には、「一過性感染」「持続感染」という種類があります。

一過性感染とは、感染状態が6か月未満の一時的な感染のことで、持続感染とは、6か月以上にわたって感染状態が継続することです。
B型肝炎ウイルスに持続感染した人のことを、B型肝炎キャリアと言います。

一過性感染か持続感染(B型肝炎キャリア)かによって、その後の経過や症状が異なります。

B型肝炎に感染した後の経過と症状

一過性感染後の経過と症状

大人になってからB型肝炎ウイルスに感染すると、免疫機能の力でウイルスを体外に排出することができます。そのため、感染状態が持続することはほとんどありません。

一過性感染の70~80%のケースでは、感染から2~3か月で無症状のままウイルスが排除されます。
残りの20~30%のケースでは、急性肝炎を発症しますが、やはり2~3か月でウイルスが排除されて、治癒します。

ただし、1~2%の確率で、肝炎が劇症化し(劇症肝炎)、死に至る可能性もありますので注意が必要です。

急性肝炎の症状としては、次のようなものがあります。

  • 発熱
  • 咽頭痛(のどの痛み)
  • 頭痛
  • 食欲不振
  • 全身倦怠感
  • 吐き気・嘔吐
  • 尿が褐色になる
  • 黄疸(皮膚や白目などが黄色くなること)

大人になってからの感染の場合、ほとんどが一過性感染で済みますが、B型肝炎ウイルスのジェノタイプ(遺伝子型)によっては、持続感染する可能性もあります。

B型肝炎に感染した後の経過と症状

持続感染後(B型肝炎キャリア)の経過と症状

免疫機能が未成熟な幼少期に感染すると、ウイルスを体外に排出できず、90%以上の確率で持続感染し、B型肝炎キャリアとなります。

幼少期にB型肝炎ウイルスに感染した場合の経過は、下図のとおりです。

乳幼児期に感染した後の自然経過

無症候性キャリアから肝炎発症まで

B型肝炎ウイルスに持続感染すると、免疫機能が確立してくる15歳くらいまでは、症状がないまま経過します(無症候性キャリア)。

その後、15~30歳ぐらいで肝炎を発症し、10~15%の確率で慢性肝炎(肝炎の状態が6か月以上継続すること)に至ります。
この際、急性肝炎と同じような症状が出ることもありますが、自覚症状がほとんど出ないこともあります。

慢性肝炎を発症すると、肝硬変や肝がんのリスクも

慢性肝炎が長年続くと、肝細胞の破壊と再生が繰り返されます。その結果、肝臓の線維化が進行し、硬く小さくなってしまいます。これが、肝硬変です。

また、肝細胞の破壊と再生という過程において、肝細胞が突然変異することで、肝がんを発症する恐れもあります。

肝硬変や肝がんを発症すると、肝機能をほとんど失った状態(肝不全)に至り、次のような症状が現れます。

  • 黄疸(白目や皮膚などが黄色くなること)
  • 腹水(腹に水が溜まること)
  • 浮腫(手足や顔がむくむこと)
  • 肝性脳症(※)

※肝性脳症によって、睡眠障害(睡眠パターンの昼夜逆転)、性格の変化、知的能力・言語能力の低下、肝性口臭(口から酸っぱい臭い)、姿勢(位置保持)の障害(羽ばたき振戦)などの症状が現れます。

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B型肝炎の経過観察のため定期検査を受けよう

定期検査B型肝炎ウイルスに感染していることがわかったら、自覚症状がなくても、必ず定期検査を受けるようにしましょう。
肝臓は「沈黙の臓器」とも言われるように、病状がかなり進行していても、自覚症状が出にくい臓器です。気づいたときには、末期の肝がんだったということもよくあるのです。

また、肝炎が治癒した場合でも、何かのきっかけで突然再発することもあります。そのような時に備えて、いつでも受診できる主治医がいると安心です。

B型肝炎の検査には、次のようなものがあります。

  • ウイルスマーカー検査
  • 肝機能検査
  • 画像検査
  • 肝生検

検査の内容については、次の記事もご参照ください。

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B型肝炎に感染していたら給付金がもらえるかも

B型肝炎ウイルスに持続感染している場合、一定の条件を満たせば、B型肝炎訴訟によって給付金を受け取れる可能性があります。

B型肝炎に感染していたら給付金がもらえるかも

給付金の対象者となる条件

給付金の対象者には、大きく分けて一次感染者二次感染者がいます。

一次感染者とは、幼少期の集団予防接種等により、直接、B型肝炎ウイルスに持続感染(感染状態が6か月以上継続していること)した人のことです。

二次感染者とは、一次感染者から母子感染(出生前後に母親から感染すること)や父子感染により、B型肝炎ウイルスに持続感染した人のことです。

一次感染者の条件
  • B型肝炎ウイルスに持続感染していること
  • 満7歳になるまでに集団予防接種等を受けていること
  • 集団予防接種等における注射器の連続使用があったこと
  • 母子感染(母親からの感染)でないこと
  • 父子感染(父親からの感染)でないこと
  • 成人後感染でないこと
  • その他集団予防接種等以外の感染原因がないこと
二次感染者の条件
  • 母親もしくは父親が一次感染者の条件を満たすこと
  • B型肝炎ウイルスに持続感染していること
  • 母子感染もしくは父子感染であること(母子感染もしくは父子感染以外の感染原因がないこと)

B型肝炎に感染していたら給付金がもらえるかも

給付金の金額

給付金の金額は、B型肝炎の病状(病態)や発症時期などによって異なります。
詳しくは下表をご覧ください。

病態発症時期・感染時期
直近1年の診断・治療歴
給付金の金額
死亡・肝がん・重度肝硬変死亡・発症から20年未満3600万円
死亡・発症から20年以上900万円
軽度肝硬変発症から20年未満2500万円
発症から20年以上
直近1年で肝硬変の診断があるか、特定の治療歴がある
600万円
発症から20年以上
直近1年で肝硬変の診断がなく、特定の治療歴もない
300万円
慢性肝炎発症から20年未満1250万円
発症から20年以上
直近1年で慢性肝炎の症状があるか、特定の治療歴がある
300万円
直近1年で慢性肝炎の症状がなく、特定の治療歴もない150万円
無症候性キャリア感染から20年未満600万円
感染から20年以上50万円

B型肝炎給付金を請求するなら、弁護士に依頼されるのが一番です。

B型肝炎訴訟なら法律事務所MIRAIOへ

MIRAIOロゴB型肝炎訴訟で国に給付金を請求するためには、裁判所の手続きが必要です。
自分ひとりで手続きをすることもできますが、専門的なノウハウが必要ですので、手間や時間がかかります。スムーズに手続きするには、法律の専門家である弁護士に依頼する方がよいでしょう。

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B型肝炎訴訟を弁護士に依頼するメリット

B型肝炎訴訟を弁護士に依頼することで、次のようなメリットがあります。

訴状などの書類作成を任せることができる

給付金を請求するには、訴状や証拠一覧などの書類を作成しなければなりません。
これらは、裁判所に提出する書面ですので、法律の専門家である弁護士に任せた方が、迅速に、滞りなく作成することができます。

必要書類収集のサポートを受けることができる

裁判所には、証拠資料となる血液検査結果や医療記録(カルテ)、公文書など、さまざまな書類を提出します。これらの必要書類を収集するには、医療機関や市区町村役場、場合によっては、卒業した小学校などとも、やりとりしなければなりません。
ご自身で、全てこのようなやりとりを進めると、かなりの労力を要しますが、弁護士がいれば、わからないときにアドバイスを受けたり、医療機関や役所への案内書を作成してもらったりすることができます。

書類の精査により不備を防ぎ、迅速に給付金を受け取ることができる

集めた必要書類を、そのまま提出するだけでは、内容が間違っていたり、不足があったりします。完璧に集めたつもりでも、医療記録などの記載内容によって、新たな事実が判明し、追加書類を求められることもあります。
その点、弁護士がいれば、提出前に書類を隅々までチェックし、入念に精査しますので、極力、不足書類が出ないように準備することができます。その結果、給付金を受け取るまでの期間を短縮することが可能です。

裁判所への出廷を任せることができる

裁判所には、平日の日中に出廷しなければなりませんが、普通に働かれている場合には、なかなか日程を調整するのが難しいのではないでしょうか。
弁護士に依頼していれば、弁護士が代理人として、代わりに裁判所に出廷してくれますので、ご自身で出廷する必要はありません。その結果、時間と労力の大幅な節約ができるでしょう。

給付金の4%分が上乗せで支給される

弁護士に依頼して、手続きをした場合は、給付金の4%分が訴訟手当金として上乗せ支給されます。例えば、弁護士に依頼して、50万円の給付金が支給される場合は、その4%の2万円が上乗せされ、総額52万円が支給されます。

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法律事務所MIRAIOの強み

法律事務所MIRAIOには、次のような強みがあります。

豊富な実績と蓄積されたノウハウがあります!

相談件数 43,000件以上
提訴件数 9,200件以上
和解件数 8,500件以上
獲得給付金 769億円以上
※2022年6月24日現在

MIRAIOは、給付金制度が始まった平成24年当時から、他の事務所に先駆けて、B型肝炎給付金のご相談をお受けしてきました。その結果、上記のような豊富な実績が積み重なっています。
そして、多くの案件を扱うことで、さまざまなノウハウが蓄積され、迅速かつ的確な事務処理ができる体制が確立されています。

セカンドオピニオン!他の事務所に断られた方のご相談もお受けします!

「他の事務所に相談したところ、給付金の対象外だと言われてしまった・・・」
このようなお問い合わせをいただくことがよくあります。
改めてMIRAIOでお話をお聞きすると、確かに困難なケースもありますが、調査によっては、まだまだあきらめるには早いと思われるケースも多くあります。
あきらめる前に、一度MIRAIOにご相談してみてください。

必要書類の収集をしっかりサポート!代わりに取得することも可能!

MIRAIOでは、必要書類収集のアドバイスや案内書の作成だけでなく、医療機関や役所と直接やりとりをして、代わりに書類を取得することも可能です。
特に、病院の医療記録(カルテ)や血液検査結果については、専門的な用語も多く、わかりにくいところがありますので、MIRAIOが直接、病院とやりとりをした方が圧倒的にスムーズに取得することが可能です。

医療過誤の豊富な経験・医師との協力体制

MIRAIOでは、B型肝炎給付金請求を手がける前から、医療過誤(医療ミス)に関する訴訟にも力を入れてきました。その相談実績は、7000件以上にのぼっています。
そのため、医療に関する基礎知識やカルテの読解方法などのノウハウが豊富で、医師との協力体制も充実しています。その結果、診断書やカルテを精査してお客様にとって有利な情報を見つけ出し、さらに医学的な観点を踏まえて主張することが可能です。

相談料無料!来所不要!全国から相談受付!

B型肝炎給付金の相談料は、何回でも無料です。
また、電話やWEBでのご相談も可能で、ご来所いただく必要はありません。
万全の態勢で、全国からのご相談をお待ちしております!

和解後に病状が進行しても安心!追加給付金の請求も格安でサポート

国と和解をして給付金を受取った後に、B型肝炎の病状が進行してしまった場合には、追加給付金を請求することができます。
例えば、慢性肝炎で1250万円の給付金を受け取った後に、肝がんを発症してしまった場合には、肝がんの給付金3600万円と、受け取った1250万円との差額の2350万円が追加給付金として支給されます。
MIRAIOでは、この追加給付金の請求手続きについて、追加給付金の4%(税込4.4%)という格安の報酬でお手伝いいたします。