ウルソデオキシコール酸(UDCA)は、漢方薬の熊胆(くまのい)の成分を化学的に合成した胆汁酸製剤で、肝庇護療法に使用される薬の1種です。肝臓の血流を増加させることで、肝細胞を保護する作用があり、AST...
小柴胡湯は肝炎の治療で処方される漢方薬です。主薬の柴胡をはじめ7種類の生薬からできています。胃腸や肝臓、呼吸器の働きを改善し、また、体の免疫機能を調整し炎症をやわらげます。副作用として、インターフ...
プロパゲルマニウム製剤は、B型肝炎の治療薬として、1994年に発売された薬です。細胞性免疫賦活作用(ウイルス感染細胞の排除)、ウイルス増殖の抑制作用などをあわせもつ内服剤で、注射剤のインターフェロンと...
プレドニゾロン製剤は、合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用のほか、広範囲にわたる代謝作用を示します。通常、内科・小児科、外科など各科のさまざまな病気の治...
べムリディは、既承認のB型慢性肝炎治療薬テノホビル(テノゼット)の新規プロドラッグで、2016年11月に承認されました。(2017年2月15日より発売開始)テノホビル(テノゼット)の1/10...
プロドラッグとは、そのままでは目的の薬理作用を発揮せず、生体内で代謝されてから、初めて活性物質に変化して、薬の効能を現す薬です。高い薬理活性をもつ化合物でも、投与した後、消化管内や肝臓で分解...