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治療法・薬の用語集

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分岐鎖アミノ酸

ぶんきさあみのさん

分岐鎖アミノ酸BCAA)とは、たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成することができない「必須アミノ酸」の一種です。
必須アミノ酸は全部で9種類あり、そのうちの「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3種類のアミノ酸を総称して、分岐鎖アミノ酸と言います。
分岐鎖アミノ酸を多く含む食べ物は、まぐろ、かつお、あじ、さんま、牛肉、鶏肉、卵、大豆、チーズなどです。

分岐鎖アミノ酸の主な働きは、次の3つで、運動時のパフォーマンスを維持してくれます。

1 筋肉を構成する
2 運動時に筋肉のエネルギー源となる
3 運動時に筋肉のたんぱく質分解を抑制する

肝硬変を患うと、安静にしていても過剰にエネルギーが消費され、肝臓が常にエネルギー不足の状態になります。さらに、エネルギー源である糖質を利用する能力も低下します。その結果として、アミノ酸が過剰に消費され、筋力低下や栄養状態の悪化を引き起こします。
特に、分岐鎖アミノ酸は肝臓でエネルギーとして代謝されやすく、体内のアミノ酸のバランスが崩れてしまいます。

このような性質を利用し、肝障害の程度を判定するため、分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸(フェニルアラニン、チロシン)の比率(フィッシャー比)が測定されます。比率が低下するほど、重度の肝障害ということになります。

分岐鎖アミノ酸が低下すると、低アルブミン血症を起こし、全身のむくみや腹水、胸水、尿量の減少、血圧の低下などの症状が出ます。
このような症状を治療するため、分岐鎖アミノ酸製剤が処方されます。
分岐鎖アミノ酸製剤には、肝不全用経腸栄養剤(アミノレバンEN、へパンED)、分岐鎖アミノ酸顆粒(リーバクトなど)があり、肝性脳症を伴う患者には、肝不全用経腸栄養剤が処方されます。

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