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B型肝炎訴訟

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B型肝炎訴訟

国への給付金請求を医療訴訟の経験が
豊富なMIRAIOがサポートします。

B型肝炎でつらい想いを
されているあなたへ

B型肝炎になった方は
国との和解により最大
3,600万円

給付金
支給されます

提訴件数8,906
和解件数8,231
獲得
給付金額
743億円以上

「B型肝炎訴訟」とは

幼少期に受けた集団予防接種等(予防接種またはツベルクリン反応検査)の際に注射器(注射針または注射筒)が連続使用されたことによって、多くの方がB型肝炎ウイルスに持続感染しました。

こうした方々が国による損害賠償を求めている訴訟が「B型肝炎訴訟」です。

集団予防接種等で感染した被害者は40万人以上とされています。
しかし、実際に給付金の手続きをした方は、まだ少ないのが現状です。
給付金を受け取るためには、裁判による手続きが必要ですので、

“実績豊富なMIRAIOの弁護士がサポート”します!

請求には期限があります

給付についての法律(特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法)により、
請求期限は2027年3月31日と定められております。お早めにお問い合わせください。

一人で抱え込まずに、お気軽にご相談ください。

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B型肝炎について
よく見られている項目
給付金を請求できる方給付金の金額費用について

豊富な和解実績のある
MIRAIOへ、
お気軽にご相談ください。

相談料・着手金

0

MIRAIOは、相談料、着手金が無料です。
給付金を獲得できた場合のみ、成功報酬をいただきます。

給付金を請求できる方

以下の条件に該当すれば、国から給付金が受け取れます。

01
一次感染者
  • B型肝炎ウイルスに持続感染*している方※「持続感染」とは、ウイルスが6か月以上にわたって体内にとどまるような持続的な感染のこと
  • 昭和16年7月2日~昭和63年1月27日までに生まれた方
  • 満7歳になるまでに集団予防接種を受けた方
  • 集団予防接種以外の感染原因が疑われないこと
02
二次感染者
  • 01の一次感染者から母子感染などにより持続感染した方
03
ご遺族
(相続人)の方
  • 01または02を満たす方の相続人

給付金の金額

給付金の金額はB型肝炎の病状によって、次のように定められています。

死亡・肝がん
・肝硬変(重度)
発症(死亡)後20年経過していない方(ただし肝がんが再発した場合は再発時から起算します)
3,600万円
発症(死亡)後20年経過している方(ただし肝がんが再発した場合は再発時から起算します)
900万円
肝硬変(軽度)
発症後20年経過していない方
2,500万円
発症後20年経過している方で、
最近1年内に肝硬変の症状があった方、
もしくは過去に一定の治療を受けたことがある方
600万円
発症後20年経過している方で、
最近1年内に肝硬変の症状がなく、
かつ過去に一定の治療を受けたこともない方
300万円
慢性B型肝炎
発症後20年経過していない方
1,250万円
発症後20年経過している方で、
最近1年内に慢性B型肝炎の症状があった方、
もしくは過去に一定の治療を受けたことがある方
300万円
発症後20年経過している方で、
最近1年内に慢性B型肝炎の症状がなく、
かつ過去に一定の治療を受けたこともない方
150万円
無症候性キャリア
感染後20年経過していない方
600万円
感染後20年経過している方
50万円+ 検査費用等

下記のような場合でも
対象になる可能性が
あります。

過去にB型肝炎になっていて、治ったと言われた方
B型肝炎ウイルスに持続感染しているが、予防接種を受けたか分からない
B型肝炎ウイルスに持続感染しているが、母子手帳がない
ご家族がB型肝炎で亡くなっている
過去の記録が残っていないと言われた方
医師から対象じゃないと言われた方
ご家族がB型肝炎に感染している
最近B型肝炎と診断された
父親、母親が亡くなっている方

少しでもお心当たりがあれば、
お気軽にご相談ください

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解決
までの流れ

ご相談を受けてから、真実を明らかにし、正当な賠償を受けるまでの流れです。

STEP.01無料相談Consultation
STEP.02証拠を集めますEvidence
STEP.03提訴しますFiling Suit
STEP.04国との和解Settlement
GOAL給付金の受け取りReceipt

お客様の

和解が成立し、給付金が支給された方々の声を掲載しております。

  1. 和解成立
    症 状
    慢性肝炎
    給付金額
    13,008,500

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    今回は大変ありがとうございました。 和解状況等もネットで公開され、安心出来ました。 個人ではなかなか難しい訴訟も、思い切…

    埼玉県 男性
  2. 和解成立
    症 状
    肝がん
    給付金額
    37,440,000

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    お陰様で、和解出来たこと嬉しく思います。担当のN弁護士様、K様、F事務員様には、長らく色々とお世話になり、ありがとうござ…

    和歌山県 男性
  3. 和解成立
    症 状
    無症候性キャリア
    給付金額
    531,120

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    WEB上で詳細な専用ページが用意されていて、諸々の疑問がほぼ解消でき安心感を持てた。ページデザインもソフトな感じでとても…

    群馬県 男性
  4. 和解成立
    症 状
    慢性肝炎
    給付金額
    13,000,000

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    本当にお世話になり、ありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです!! これから何があっても、諦めないで明るく生き…

    北海道 女性
  5. 和解成立
    症 状
    肝硬変
    給付金額
    26,003,390

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    私のように幼少期の注射器の使いまわしによってB型肝炎に感染し通院治療しても症状がだんだん重くなり、治療費も高額になってい…

    岩手県 女性
  6. 和解成立
    症 状
    慢性肝炎
    給付金額
    13,003,740

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    今回の訴訟で、”自分がなぜB型肝炎になったのか?”と、いうことが明確になったことが、一番の収穫でした(これまで母子感染と…

    愛知県 男性
  7. 和解成立
    症 状
    無症候性キャリア
    給付金額
    528,500

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    この度和解の書類をお届け下さり、本当に有り難うございました。 感謝の気持ちで一杯です。はじめての事ばかりで、資料収集など…

    広島県 女性
  8. 和解成立
    症 状
    肝がん
    給付金額
    37,448,500

    MIRAIOに依頼して良かった点 ]

    N弁護士様、U事務員様、このような結果をだしてくださり、この先、治療しながらの生活に不安を感じていたので、苦しい思いが少…

    神奈川県 男性

よくあるご質問

B型肝炎訴訟について、いただいたご質問を紹介します。

給付金を請求するには、どのような検査が必要でしょうか?
B型肝炎ウイルスに持続感染していることを確認するため、次のような血液検査結果が必要です。 ・HBs抗原(HBe抗原・HBV-DNA) 陽性(6か月以上間隔を空けた2時点分) ・HBc抗体 高力価陽性(一定以上高い値の陽性) さらに、平成7年12月31日以前から持続感染していたことが医療記録などから確認できない場合は、B型肝炎ウイルスのジェノタイプ(遺伝子の型)の検査結果も必要です。給付金が認められるためには、ジェノタイプが「Ae」ではないことを確認する必要があります。 また、一次感染者(幼少期の集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染した人)として請求する場合には、両親についても次のような血液検査結果が必要です。お母様がお亡くなりになっている場合は、年長のきょうだいの血液検査結果でも可能です。 ・HBs抗原 陰性 ・HBc抗体 陰性もしくは低力価陽性(一定未満の値の陽性)
血液検査はどこで受ければよいでしょうか?市区町村の無料肝炎ウイルス検診でもよいでしょうか?
血液検査は医療機関で受けてください。市区町村の無料肝炎ウイルス検診や健康診断などの場合、必要な検査を受けられない可能性もありますので、避けてください。
現在は、HBs抗原が陰性ですが、それでも給付金はもらえるのでしょうか?
HBs抗原が陰性であっても、HBc抗体が高力価陽性(一定以上高い値の陽性)であれば、B型肝炎ウイルスへの持続感染が認められ、給付金がもらえる可能性があります。また、過去の検査結果でHBs抗原が陽性のもの(6か月以上の間隔を空けた2時点分)があれば、それによりB型肝炎ウイルスへの持続感染が認められる可能性があります。
母親も父親も死亡していますが、その場合はどうすればよいのでしょうか?
まず、生前に通院されていた医療機関にご両親の血液検査結果が残っていないか確認しましょう。 あらゆる医療機関を探しても血液検査結果が残っていない場合は、お父様については、その旨の陳述書を提出します。 お母様については、一次感染者(幼少期の集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染した人)として請求する場合は、代わりに年長のきょうだい(お兄様、お姉様)の血液検査結果でも認められています。
母子手帳は残っていないのですが、集団予防接種を受けたことはどのように証明すればよいでしょうか?
母子手帳がない場合には、市区町村に予防接種台帳が残っているかどうかを確認します。予防接種台帳も残っていなければ、腕や肩に注射の痕(接種痕)が残っていることを医師に診てもらい、「接種痕意見書」という書面を作成してもらいます。加えて、集団予防接種を受けたことについての親族の陳述書、幼少期(満7歳になるまでの間)に日本国内に居住していたことがわかる住民票・戸籍の附票などを提出することにより、集団予防接種を受けたことが認められています。
接種痕が見当たらないのですが、給付金は受け取れないのでしょうか。
接種痕があるかないかは医師が確認することですので、まずは最寄りの病院を受診をして、接種痕があるかどうかを医師に確認してもらってください。皮膚科の医師が診れば、簡単に接種痕を確認できる場合もあります。 また、接種痕は腕や肩だけとは限りませんので、足や臀部など、全身を確認してみましょう。
亡くなった父親の接種痕はどのように確認すればよいでしょうか?
亡くなられた方の母子手帳や予防接種台帳がない場合には、「確かに生前、接種痕が存在した」という内容の親族による陳述書を準備し、国と交渉することになります。
母子感染でも給付金はもらえるのでしょうか?
母子感染であっても、二次感染者の条件に当てはまれば給付金の対象になります。そのためには、お母様が集団予防接種でB型肝炎ウイルスに持続感染されたことを証明する必要がありますので、お母様に関するさまざまな資料を提出する必要があります。 うまくいけば、お母様とご自身のそれぞれが給付金を受け取ることができます。
母子感染ですが、母親は死亡しています。それでも給付金はもらえるのでしょうか。
給付金がもらえる可能性はあります。 母子感染の場合、お母様が集団予防接種でB型肝炎ウイルスに持続感染された一次感染者であることを証明する必要がありますので、お母様に関するさまざまな資料を提出する必要があります。 お母様が亡くなられている場合には、病院に残っているカルテや検査結果などの医療記録を取得して、一次感染者に当てはまるかどうかを確認します。
B型肝炎が治った場合でも給付金はもらえますか?昔、慢性肝炎と診断されましたが、現在は治っています。
現在は治っていても、過去に慢性肝炎であったことが証明できれば、慢性肝炎としての給付金が受け取れます。金額は、発症時期や直近1年の症状、過去の治療内容に応じて、150万円、300万円、1250万円のいずれかとなります。
慢性肝炎で治療中ですが、給付金とは別に将来の治療費をもらうことはできますか?
残念ながら、将来の治療費を給付金とは別に受け取ることはできません。 ただ、20年以上前に感染された無症候性キャリアの方の場合は、50万円の給付金とは別に、定期検査費や定期検査手当、子や同居人のワクチン接種費用などが支給されます。
特に症状がない無症候性キャリアですが、それでも給付金はもらえるのでしょうか?
症状がなくても、B型肝炎ウイルスに持続感染していれば、給付金の対象になる可能性はあります。その場合、感染から20年以上経っていれば50万円、感染から20年経っていなければ600万円の給付金がもらえます。 さらに、感染から20年以上経っている場合には、50万円の給付金とは別に、定期検査費や定期検査手当、子や同居人のワクチン接種費用なども支給されます。
無症候性キャリアの方が給付金を受け取った後に、慢性肝炎を発症したら、さらに追加の給付金を受け取れるのですか?
給付金を受け取った後に、B型肝炎を発症したり、症状が進行してしまった場合には、追加給付金を受け取ることができます。追加給付金の金額は、最初に受け取った給付金と、進行した病状で受け取れる給付金との差額ですが、例外もありますので、詳しくはこちら(https://www.miraio.com/medical/bkanen/tsuika_kyufu.html)をご確認ください。
献血でB型肝炎の指摘を受けただけでも、給付金の対象になりますか?
給付金の対象になる可能性はあります。ただし、昔から献血を受けていたのに、平成24年8月以降に初めてB型肝炎の指摘をされた場合には、B型肝炎ウイルスへの持続感染の条件を満たしていない可能性が高いです。その場合は給付金の対象にはなりません。いずれにしても、詳しくは弁護士にご相談ください。
B型肝炎患者がすでに死亡している場合は、遺族が給付金を請求できますか?
亡くなられた方の相続人であるご遺族が給付金を請求できます。 その場合、医療機関のカルテや検査結果などによって、亡くなられた方がB型肝炎ウイルスに持続感染していたことや、B型肝炎の病態を確認します。 まずは、医療機関にカルテなどの医療記録が残っているかどうかを確認しましょう。
給付金がもらえるまでにかかる期間はどれぐらいですか?
給付金請求の準備を始めてから、給付金を受け取るまでにかかる期間は、1年半から2年ほどです。場合によっては、それ以上かかることもあります。 給付金請求の手続きは、次の流れで進みます。 1 必要書類の収集 2 書類の精査・作成 3 提訴 4 国との交渉 5 和解成立 6 給付金請求手続き 7 給付金の受け取り なるべく早く手続きを進めるポイントは、無駄なく、不足なく必要書類をそろえることです。 そして、そのためには経験豊富な弁護士のサポート受けながら、書類を収集するようにしましょう。
必要書類は全部自分で収集しなければなりませんか?
医療機関のカルテや戸籍謄本などの公文書は、MIRAIOが代わりにお取りすることができます。 ただし、医療機関によっては、お客様ご本人でないとカルテを取ることができない場合があります。 そのような場合も、事前にMIRAIOがしっかりと説明をし、医療機関宛の依頼書もお渡ししておりますので、ご安心ください。
給付金が支給されなければ、費用倒れになってしまいませんか?
B型肝炎訴訟にかかる費用には、検査費用、書類費用、印紙代などの訴訟費用、弁護士費用などがあります。検査費用、書類費用、訴訟費用については、確かに、給付金が支給されなければ費用倒れになってしまうでしょう。 ただし、経験豊富な弁護士に依頼することにより、効率的な検査や書類収集を行い、かかる費用を最小限に抑えることができます。また、給付金が支給される見込みがない場合には、そもそも提訴をしませんので、訴訟費用もかかりません。 弁護士費用については、事務所にもよりますが、MIRAIOの場合は成功報酬のみとなりますので、給付金が支給されなければ、成功報酬もいただきません。そのため、弁護士費用によって費用倒れになることはありません。
相談のたびに毎回、事務所まで行かなくてはなりませんか?
相談のたびに毎回事務所まで来て頂く必要はございません。事情をお伺いすることはお電話でも出来ますし、資料のやり取りも郵送で可能です。もちろん、事務所まで来て頂いて直接お話を伺うことも可能です。いずれもお客様のご希望に沿って対応させていただきます。
私も裁判所に行く必要はあるのですか?
弁護士が裁判手続きを代わりに行いますので、お客様が裁判所に行く必要はございません。 ただ、裁判官に本人の出頭を求められる可能性が全くないとは言い切れません。
給付金を受け取ると、県の医療費助成は受けられなくなるのですか?
今回の訴訟で支払われる給付金は、集団予防接種等の際の国の不法行為に対する損害賠償という性質であるのに対し、各地方公共団体が行っている助成制度は損害賠償とは関係なく、医療費負担を軽減する目的のもとに行われているものなので、法的に考えると、今回給付金を受け取ったからといって直ちに助成制度が受けられなくなる関係にはありません。 ただ、自治体が給付金を受け取った方に対しても今後も助成を続けるかは、各自治体の政策判断によりますので、詳しくは、各地方公共団体にお問い合わせください。
生活保護を受けていますが、給付金を受け取ったら、生活保護はなくなってしまいますか?
受け取る給付金の金額によって、生活保護が停止、もしくは廃止される可能性があります。また、給付金を受け取ったら、国との和解成立後に受け取った生活保護費を返還しなければならなくなる可能性もあります。詳しくは市区町村にお問い合わせください。
給付金を請求すると、かかりつけ医に迷惑をかけてしまいませんか?
いいえ。そのようなことは一切ありません。 B型肝炎訴訟というのは、医療過誤(医療ミス)の訴訟ではなく、国家賠償請求訴訟です。つまり、不適切な集団予防接種を放置した国の責任を問うものであって、決して、医師の責任を問うものではないのです。 かかりつけ医には、検査や診断書の作成にご協力いただくことがありますが、それによって、国や裁判所が、病院に直接問い合わせたり、裁判所への出頭を求めたりすることはありません。
給付金には税金はかかりますか?確定申告は必要ですか?
給付金は非課税ですので、税金はかかりません。確定申告の必要もありません。
B型肝炎であることや、訴訟手続きをしたことが周りに知られてしまいませんか?
そのようなことは一切ありません。 B型肝炎訴訟は非公開で行われますので、周りに知られることはありません。
B型肝炎訴訟の和解状況はどうなっていますか?和解率は何%ぐらいですか?
MIRAIOの場合、提訴した案件の95%以上が和解に至っています。MIRAIOでは、なるべく不足資料がないように、提訴前にしっかりと書類を収集し、給付金の対象になるかどうかを入念にチェックします。また、提訴後に追加資料を求められた場合も、迅速に対応し、国と適切に交渉します。その結果、95%以上という高い和解率を維持しているのです。
MIRAIOの強みは何ですか?
まず、MIRAIOには豊富な実績と経験があります。B型肝炎給付金制度が始まった平成24年当時からご相談をお受けし、その相談件数は40000件以上にのぼり、提訴件数・和解件数は8000件以上に至っています。 また、MIRAIOは医療事件にも専門的に取り組んでおり、その相談件数は7000件以上にのぼります。それにより蓄積された経験やノウハウ、協力医師との連携体制が整っていることもMIRAIOの強みのひとつです。 さらに、必要書類の収集サポート、書類取得代行にも力を入れており、なるべくお客様のご負担がないような形で手続きを進めることができます。 他の事務所で断られてしまった場合でも、諦めずにMIRAIOにご相談ください。経験豊富な弁護士がセカンドオピニオンをご提供します。
MIRAIOって債務整理専門の事務所ではないのですか?
確かに、MIRAIOは債務整理にも力を入れているため、債務整理専門の事務所と思われている方もいらっしゃるようですが、実は開所当初から離婚や相続、交通事故といった一般事件の相談も多数お受けしています。その中でも医療事件は特に力を入れてきた分野で、医療事件のこれまでの相談実績は約7000件、顧問医と弁護士がチームを組んで検討した症例数も約600症例ございます。このように医療事件についても専門的に取り組んでおりますのでご安心ください

B型肝炎はどのように治療しますか?
B型肝炎の治療法には、大きく分けて、肝庇護療法、抗ウイルス療法、そして免疫療法があります。 急性B型肝炎は、急性期の肝庇護療法により、ほとんどの人で完全に治癒します。しかし、急性B型肝炎を発症した場合、まれに劇症化して死亡する場合もあることから注意が必要です。 HBV(B型肝炎ウイルス)キャリアの発症による慢性肝疾患(慢性肝炎、肝硬変など)では全身状態、肝炎の病期、活動度などにより、治療法の選択が行われます。 抗ウイルス療法には、インターフェロン療法、インターフェロンと副腎皮質ステロイドホルモンの併用療法、抗ウイルス薬(ラミブジン内服など)があります。免疫療法には、副腎皮質ステロイドホルモン離脱療法、プロパゲルニウム製剤内服などがあります。また、肝庇護療法には、グリチルリチン製剤の静注、胆汁酸製剤の内服があります。 いずれの治療法も「肝臓の状態」や全身状態を的確に把握した上で、経過をみながら、副作用などにも注意して慎重に行う必要があるため、治療法の選択、実施にあたっては肝臓専門医とよく相談することが大切です。
インターフェロン療法は効果がありますか?
B型慢性肝炎に対する治療の1つとしてインターフェロン療法があります。インターフェロン療法は一般的にはHBe抗原陽性の患者さんに投与します。この場合、ALT値が上昇したあとの肝炎の回復期に投与する方法が最も効果的です。この投与方法ではインターフェロンを投与しなかった患者さんよりもHBe抗原の陰性化率、肝機能の正常化率が高いことが示されています。従ってインターフェロン療法は効果があるといえます。ただし、肝機能や肝組織像、年齢、合併症等総合的な判断をもとに投与するかどうか決定する必要があるので、肝臓専門医とよく相談することが大切です。 なお、インターフェロンの自己投与を行う場合は、医師の管理指導のもと、溶解時や投与する際の操作方法を正しく修得する必要があることはいうまでもありませんが、使用した注射器や注射針の廃棄時の取扱い、処分方法にも十分注意する必要があります。具体的には、使用した注射器や注射針は、再使用やリキャップ(再び蓋をすること)をせずに、針先が突き出ない蓋つきのビンや缶などに入れて、医療廃棄物として適切に処分するようにしてください。
インターフェロンによる症状や副作用を軽減する方法にはどのようなものがありますか?
まず、どういう副作用が出たか、担当医に話しましょう。副作用の一部は、インターフェロンを夜に投与したり、減量することなどによって、軽減することが出来るという報告もあります。また、インフルエンザの様な症状は、解熱鎮痛薬を投与することによって軽減が図られます。
抗ウイルス薬(ラミブジン)による治療を行う場合の注意と、ラミブジン治療の効果について教えて下さい。
抗ウイルス薬(ラミブジンなど)はB型肝炎ウイルス(HBV)の増殖を抑制する薬です。抗ウイルス薬の投与を行うと多くの症例でウイルス量が低下し、ALT値の改善が認められます。 日本のデータでは、ラミブジンを用いた治療によるALT値の正常化率は、6ヶ月88%、1年86%、2年83%と報告されています。ラミブジンは副作用が少ない薬ですが、ラミブジンが効かない耐性ウイルスが出現することがあります。耐性ウイルスは、治療期間が長くなると出現率が増加します。耐性ウイルスが出現しALT値が上昇した場合は、別の治療法(ラミブジン以外の抗ウイルス薬の併用など)が必要になる場合があります。 抗ウイルス薬を中止すると、ウイルスの再増殖が起こり、ALT値が上昇することもあります。したがって、抗ウイルス薬による治療はかかりつけ医とよく相談して実施することが大切であり、自己判断で中止することのないようにしてください。
インターフェロンや抗ウイルス薬(ラミブジン、アデホビル、エンテカビルなど)を使用した治療は子供にも行えますか?
インターフェロン、抗ウイルス薬の子供等への使用については、使用経験が少なく安全性が確認されていないので通常は行いません。 また、子供の場合は病気の進行が遅く、直ちに治療を行う必要性は低いという意見もあります。 かかりつけ医とよく相談してください。
B型肝炎の治療費用はどのくらいかかりますか?
一般的に治療等に必要な医療費は医療保険が適用されますが、自己負担額が高額になった場合は、高額療養費制度の対象となり、一定の基準額を超える部分が保険から給付されます。この基準額(1ヶ月当たりの自己負担限度額)は、一般的には80,100円(所得の高い方は150,000円)に一定の限度額を超えた医療費の1%を加えた額となります。ただし、低所得者の場合は35,400円となります。 実際に給付を受けられるかどうか、受けられる場合その額はいくらか、どのような申請を行えばよいか等については、加入されている医療保険の保険者(例えば、政府管掌健康保険であれば社会保険事務所、組合管掌健康保険であれば健康保険組合、また国民健康保険であれば市町村等)や医療機関の窓口等にお尋ね下さい。
B型肝炎ウイルス持続感染者はどのような経過をたどるのですか?
出生時または乳幼児期にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染してB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)になると、その多くはある時期まで肝炎を発症せず、健康なまま経過します(無症候性キャリア)。 しかし、ほとんどのB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)では、10歳代から30歳代にかけて肝炎を発症します。一般に、この肝炎は軽いものであることが多いために、本人が気付くほどの症状が出ることはほとんどなく、検査によってのみ肝炎であることがわかります。85~90%の人では、この肝炎は数年のうちに自然に治まってまたもとの健康な状態に戻りますが、ほとんどの人ではウイルスが身体から排除されないままB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)である状態が続きます(無症候性キャリア)。 B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)のうち、10~15%は慢性肝炎を発症し、治療が必要となるとされています。慢性肝炎を発症した場合、放置すると自覚症状がないまま肝硬変へと進展し、肝がんを発症することもあるので注意が必要です。 詳しくはかかりつけ医にご相談下さい。
B型肝炎ウイルス持続感染者であっても肝機能検査が正常の場合がありますか?
あります。 一般に、検診や献血時の検査で偶然B型肝炎ウイルス(HBV)に感染していることが分かった、自覚症状のないB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)では、同様の経緯でみつかったC型肝炎ウイルス持続感染者(HCVキャリア)に比べて、肝酵素(AST(GOT)、ALT(GPT))値が正常である比率が高いとされています。 また、慢性B型肝炎患者の肝酵素値は変動しますから、ある時は正常値、別のある時は異常高値という場合もあります。慢性肝疾患があっても、1年以上肝酵素値が正常の方もいます。 AST、ALTは、肝細胞が壊れた際に血液中に放出され、その値が上昇するもの(逸脱酵素)ですから、この数値が正常であっても、肝臓の病期(線維化)はすすんだ状態にある場合もありますので、一度は専門医で精密検査を受けることをお勧めします。精密検査により異常が認められなかった場合でも、定期的に検査を受け、健康管理に努めることが大切です。 詳しくはかかりつけ医にお尋ね下さい。
B型肝炎ウイルス持続感染者で肝機能検査値の異常がみられる場合にはどうしたらよいですか?
B型肝炎ウイルス持続感染者(HBV キャリア)で肝機能異常(慢性の炎症)がみつかった人でも、直ちに本格的な治療を必要とするほど進んだものではない場合もあります。 しかし、ある程度進んだ慢性肝炎を放置すると、時によっては知らず知らずのうちに肝硬変や肝がんに進展することもあるので注意が必要です。初診時の検査で、治療が必要であると診断された場合には、かかりつけ医の指示に従って適切な治療を受けてください。 初診時に、ごく軽い慢性肝炎でただちに本格的な治療を始める必要はないと診断された場合でも、定期的(2~3ヶ月ごと)に検査を受け、新たに肝臓に「異常」が起こっていないかどうかをその都度確認しながら生活することが大切です。なお、定期的な検査で「異常」がみつかった場合には、かかりつけ医の指示に従って治療を開始することが必要です。 定期的に受診して、肝臓に「異常」がないことを確かめながら生活することと、他人への感染予防を心がけるかぎり、日常の生活習慣の変更や日常活動の制限などをする必要は全くありません。この場合、もちろん治療の必要もありません。 詳しくは、かかりつけ医と相談してください。
B型肝炎ウイルス持続感染者の治療には専門医への相談が必要ですか?
精密検査、治療法選択の相談等のために専門医を受診することが必要です。B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している人の治療を行う際には、B型肝炎治療に関する最新の知識、経験によることが望ましいからです。 献血をした際や各種の検診を受けた際などにB型肝炎ウイルス持続感染者(HBV キャリア)であることが初めて分かった人を定期的に詳しく検査してみると、10~15%の人の肝臓に「異常」(慢性肝炎)がかくれていることが分かってきました。 医師の診断で肝臓に「異常」(慢性肝炎)がみつかった人でも、直ちに本格的な治療を必要とするほど進んだものではない場合もあります。しかし、ある程度進んだ慢性肝炎を放置すると、時によっては、知らず知らずのうちに肝硬変や肝がんに進展することもあるので、注意が必要です。 初診時に、肝臓に「異常」がみつからなかったり、ごく軽い慢性肝炎で直ちに本格的な治療を始める必要はないと診断された場合でも、定期的に(2~3ヶ月ごと)に専門医を受診して検査を受け、新たに肝臓に「異常」が起こっていないかどうかをその都度確認しながら生活することが大切です。 日本肝臓学会では、ブロックごとに肝臓専門医に関する情報をホームページ上で公開しています。
我が国にはB型肝炎ウイルス持続感染者がどのくらいいるのですか?
1995年から2000年までの6年間に、全国の日赤血液センターにおいて初めて献血した348.6万人について、2000年時点における年齢に換算して集計した年齢別のHBs抗原陽性率をみると、16歳~19歳で0.23%、20~29歳で0.52%、30~39歳で0.84%、40~49歳で1.19%、50~59歳で1.50%、60~69歳で1.27%となっています。 これらの数値と、それぞれの年齢集団ごとの人口をもとに試算すると、2000年の時点における我が国の15歳から69歳までの人口9,332.6万人の中に86.6万人~103.1万人くらいのHBV(B型肝炎ウイルス)キャリアの方が、自覚しないままの状態で潜在すると推計されました。 なお、「HBV母子感染防止事業」が全面的に実施に移された1986年以降に生まれた若い世代では、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBV キャリア)はきわめて少数(0.04%程度)になっていることが分かっています。

妊婦はB型肝炎ウイルス検査をしなければいけませんか?
初めての妊娠で、それまでにB型肝炎ウイルス(HBV)検査を受けていない妊婦の方は、必ず受けるようにしてください。 B型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているかどうかは、血液検査でHBs抗原を調べることにより、簡単に知ることができます。 妊婦検診でHBs抗原が陽性であることがはじめて分かった人のほとんどは、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)であることが分かっています。我が国における妊娠可能な年齢層でのHBs抗原陽性率は、19歳以下で0.23%、20~29歳で0.52%、30~39歳で0.84%であることが分かっています。 HBs抗原陽性であることが分かったら、必ずHBe抗原、HBe抗体の検査を受けるようにしてください。これらの検査は、生まれてくるお子さんのために大切な検査です。
B型肝炎ウイルス持続感染者の母親から生まれた子供への感染のリスクはどのくらいですか?
過去の研究から、HBe抗原陽性のB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の母親から生まれた子供は、B型肝炎ウイルス(HBV)の母子感染予防措置を行わないで放置した場合、そのほぼ100%にB型肝炎ウイルス(HBV)が感染し、このうちの85~90%が持続感染状態に陥る(キャリア化する)ことが分かっています。 一方、HBe抗体陽性の母親から生まれた子供では、約10~15%にB型肝炎ウイルス(HBV)の感染が起こりますが、キャリア化することはまれであることが分かっています(ただし、ごくまれに生後2~3ヶ月で劇症肝炎を発症する場合があることが知られています)。 妊婦検診でHBe抗原陽性のB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)であることが分かった場合でも、分娩直後に適切なHBVの母子感染予防措置を行えば、生まれた子供の95%~97%について、キャリア化を阻止することができます。妊婦検診でHBe抗体陽性のHBVキャリアであることが分かった場合でも、念のために出生直後の児に対してB型肝炎ウイルス(HBV)の母子感染予防措置を行っておくことをお勧めします。 なお、B型肝炎ウイルス(HBV)の母子感染予防には、保険医療が適用されます。
母子感染でも給付金はもらえるのでしょうか?
母子感染であっても、二次感染者の条件に当てはまれば給付金の対象になります。そのためには、お母様が集団予防接種でB型肝炎ウイルスに持続感染されたことを証明する必要がありますので、お母様に関するさまざまな資料を提出する必要があります。 うまくいけば、お母様とご自身のそれぞれが給付金を受け取ることができます。
母子感染ですが、母親は死亡しています。それでも給付金はもらえるのでしょうか。
給付金がもらえる可能性はあります。 母子感染の場合、お母様が集団予防接種でB型肝炎ウイルスに持続感染された一次感染者であることを証明する必要がありますので、お母様に関するさまざまな資料を提出する必要があります。 お母様が亡くなられている場合には、病院に残っているカルテや検査結果などの医療記録を取得して、一次感染者に当てはまるかどうかを確認します。
B型肝炎ウイルスはどのようにして人から人へ感染しますか?
B型肝炎ウイルス(HBV)は主にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染している人の血液を介して感染します。また、感染している人の血液の中のB型肝炎ウイルス(HBV)の量が多い場合には、その人の体液などを介して感染することもあります。 例えば、以下のような場合には感染する危険性があります。
  • 他人と注射器を共用して覚せい剤、麻薬等を注射した場合
  • B型肝炎ウイルス(HBV)感染者が使った注射器・注射針を、適切な消毒などをしないでくり返して使用した場合
  • B型肝炎ウイルス(HBV)感染者からの輸血、臓器移植等を受けた場合
上記の行為の中には、そもそも違法なものが含まれています。感染する危険性がきわめて高いことはいうまでもありませんが、違法な行為は行わないことが基本です。 また、以下の場合にも感染する可能性があります。
  • B型肝炎ウイルス(HBV)に感染者の血液が付着した針を誤って刺した場合
  • B型肝炎ウイルス(HBV)感染者と性交渉をもった場合
  • B型肝炎ウイルス(HBV)感染者の血液が付着したカミソリや歯ブラシを使用した場合
  • B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している母親から生まれた子に対して、適切な母子感染防止策を講じなかった場合
常識的な社会生活を心掛けていれば、日常生活の場では、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することはまずあり得ないと考えられています。
B型肝炎ウイルスは家庭内で感染しますか?
以下のようなことに注意していれば、家庭の日常生活の場でB型肝炎ウイルス(HBV)に感染することはまずあり得ないとされています。
  1. 血液や分泌物がついたものは、むきだしにならないようにしっかりくるんで捨てるか、流水でよく洗い流す
  2. 外傷、皮膚炎、鼻血などは、できるだけ自分で手当てをし、また手当てを受ける場合は、手当てをする人に血液や分泌物がつかないように注意する
  3. カミソリ、歯ブラシなどの日用品は個人専用とし、他人に貸さないように、また借りないようにする
  4. 乳幼児に、口うつしで食べ物を与えないようにする
  5. トイレを使用した後は流水で手を洗う
B型肝炎ウイルスは保育所、学校、介護施設など集団生活の場で感染しますか?
一般に、集団生活の場でB型肝炎ウイルス(HBV)の感染が起こることはないとされています。 実際、703人の入所者を擁するある介護福祉施設で4年間にわたって調べた結果、新たにB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した人はゼロであったという報告があります。この703人の中には、18人のB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が特別の扱いを受けることなく同居していたことが分かっています。 この結果は、ごく常識的な日常生活の習慣を守っているかぎり、保育所、学校、職場などの集団生活の場でB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が他人にHBVを感染させることはないことを示していると言えます。 しかし、ごくまれなことですが、保育所でのB型肝炎ウイルス(HBV)感染事例の報告もあることから、集団生活の場ではこちら(Q. B型肝炎ウイルスは家庭内で感染しますか?)に掲げた事項は守るように注意する必要があります。 B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)であることを理由に保育所、学校、介護施設などで区別したり、入所を断ったりする必然性はありませんし、また許されることではありません。
B型肝炎ウイルスは医療行為(歯科医療を含む。)で感染しますか?
現在、日本で行われている医療行為(歯科医療含む)でB型肝炎ウイルス(HBV)に感染する可能性はまれと考えられています。しかし、まれに医療機関内での感染や、長期間にわたって血液透析を受けている方での感染事例が報告されており、今後も医療機関における感染予防の徹底を図ることが求められています。
B型肝炎ウイルスは輸血(血漿分画製剤を含む。)で感染しますか?
我が国では、免疫血清学的スクリーニング検査(HBs抗原検査、HBc抗体検査)に加えて、平成11年(1999年)10月から核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test:NAT)が全面的に導入され、血液の安全性の一層の向上が図られています。 しかし、B型肝炎ウイルス(HBV)感染のごく初期には、NATによっても検出できないごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV) が存在する時期(「ウィンドウ期」といいます。)があり、この時期に献血された血液を検査によって除外することはできません。 また、ごくまれなことですが、これまでB型肝炎ウイルス(HBV)の感染既往状態(B型肝炎ウイルス(HBV)の急性感染から回復した後の状態、あるいはB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)から離脱した後の状態)すなわち低力価のHBc抗体が陽性のB型肝炎ウイルス(HBV)感染晩期の人の血液の中に、ごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)が存在し、これが感染源となって、B型肝炎が起こる場合があることも分かってきました。このような血液も感染源となることから、「検査による血液の安全性の確保」には限界があることをわきまえておくことが必要です。医療者側には、「輸血用血液製剤の適正な使用」を守ること、また献血者側には、「HIV、HBV 、HCV など、ウイルス感染の検査を目的とする献血は絶対にしない」ことが求められているといえます。 現在も、血液の安全性の更なる向上を目指した技術開発は続けられていますが、「検査による血液の安全性の確保」には限界があることをよくわきまえておくことが必要です。なお、血漿分画製剤(アルブミン、ガンマグロブリン、血液凝固因子製剤など)については、NATによるB型肝炎ウイルス遺伝子(HBV DNA)の検出を含めたスクリーニング検査に加えて、原料血漿の6か月間貯留保管による安全対策や、製造工程におけるウイルスの除去、不活化の措置が厳格に行われていること、最終産物についても再度NATを行い、ウイルス混入の可能性を否定していることなどから、B型肝炎ウイルス(HBV)感染の可能性は極めて低いと考えられます。
B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べるにはどのような検査をするのですか?
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているかどうかは血液を検査して調べます。 血液検査では、まずHBs抗原を検査します。検査でHBs抗原が検出された場合、その人の肝臓の中でB型肝炎ウイルス(HBV)が増殖しており、また、血液の中にB型肝炎ウイルス(HBV)が存在するということを意味します。 B型肝炎ウイルス(HBV)それ自体が血液中に存在しているかどうかを検査する方法としては、B型肝炎ウイルス(HBV)の遺伝子の一部を増幅して検出する核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test: NAT)が実用化されています。また、この方法により、血液中に存在するB型肝炎ウイルス(HBV)の量を定量することもできます。
B型肝炎ウイルスに感染した場合に消長する抗原と抗体、およびそれぞれの持つ意味を教えてください。
B型肝炎ウイルス(HBV)に関連する抗原と、それぞれの抗原に対応する抗体には下記のものがあります。 HBs抗原 HBs抗体 HBc抗原 HBc抗体 HBe抗原 HBe抗体 B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると、B型肝炎ウイルス(HBV)が身体から排除され始める早い時期から、B型肝炎ウイルス(HBV)に関連する上記の抗原とそれぞれの抗原に対応する抗体が、順を追って血液中に出現します。それぞれの抗原、抗体と、その意味について、順を追って説明すると次のようになります。

(1)HBs抗原とは?:

B型肝炎ウイルス(HBV)は、直径42nm(ナノメーター:1nmは1mの10億分の1の長さ) の球形をしたDNA型ウイルスで、ヘパドナ(ヘパ:肝、ドナ:DNA、つまり肝臓に病気を起こすDNA型のウイルスという意味)ウイルス科に属します。 ウイルス粒子は二重構造をしており、ウイルスDNAをヌクレオカプシド(nucleocapsid)が包む直径約27nmのコア粒子と、これを被う外殻(エンベロープ、envelope)から成り立っています。 B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の外殻を構成するタンパクがHBs抗原タンパクであり、コア粒子の表面を構成するタンパクがHBc抗原タンパクです。 B型肝炎ウイルス(HBV)が感染した肝細胞の中で増殖する際には、B型肝炎ウイルス(HBV)の外殻を構成するタンパク(HBs抗原)が過剰に作られ、ウイルス粒子とは別個に直径22nmの小型球形粒子あるいは桿状粒子として血液中に流出します。一般にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染している人の血液中には、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子1個に対して小型球形粒子は500倍から1,000倍、桿状粒子は50倍から100倍存在します。 なお、HBc抗原は、外殻(エンベロープ)に包まれて、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の内部に存在することから、そのままでは検出されません。

(2)HBs抗体とは?:

HBs抗体は、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の外殻、小型球形粒子、桿状粒子(HBs抗原)に対する抗体です。一過性にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合、HBs抗体は、HBs抗原が血液の中から消えた後に遅れて血中に出現します。 一般に、HBs抗体はB型肝炎ウイルス(HBV)の感染を防御する働き(中和抗体としての働き)を持っています。

(3)HBc抗原とは?:

HBc抗原は、B型肝炎ウイルス(HBV)の芯(コア粒子)を構成するタンパクですが、外殻(エンベロープ)に包まれてB型肝炎ウイルス(HBV)粒子の内部に存在することから、そのままでは検出できません。近年、検体に特殊な処理を施し、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子全体をバラバラに破壊することにより、B型肝炎ウイルス(HBV)のコア粒子を構成するタンパク(ペプチド)を検出する試みが行われています。この方法で検査すると、B型肝炎ウイルス(HBV)のコア粒子を構成するHBc抗原とHBe抗原の両者が同時に検出されることが明らかになってきました。近い将来、この抗原を検出、定量する方法が日常検査の中に取り入れられれば、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の血液中のウイルス量を簡便に知ることや、感染した肝細胞の中でのウイルス増殖の状態を知ること、さらにはB型肝炎に対する抗ウイルス療法の効果を評価する際などに活用できることが期待されます。

(4)HBc抗体とは?:

HBc抗体は、B型肝炎ウイルス(HBV)のコア抗原(HBc抗原)に対する抗体です。HBc抗体にはB型肝炎ウイルス(HBV)の感染を防御する働き(中和抗体としての働き)はありません。 B型肝炎ウイルス(HBV)に一過性に感染すると、HBc抗体は、HBs抗原が血液中から消える前の早い段階から出現します。まずIgM型のHBc抗体が出現し、これは数か月で消えます。IgG型のHBc抗体は、IgM型のHBc抗体に少し遅れて出現します。このようにして作られたHBc抗体は、ほぼ生涯にわたって血中に持続して検出されます。 なお、その人自身の健康に影響を及ぼすことはないものの、血液中にHBs抗原が検出されない場合(HBs抗原陰性)でも、HBc抗体陽性の人では、HBs抗体が共存する、しないにかかわらず、肝臓の中にごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)が存在し続けており、血液中にも、核酸増幅検査(NAT)によりごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)が検出される場合があることが分かってきました。

(5)HBe抗原とは?:

HBe抗原は、B型肝炎ウイルス(HBV)の芯(コア粒子)の一部を構成するタンパクですが、可溶性の(粒子を形成しない)タンパクとしても血中に存在することが知られています。 一般に、検査室で検出されるHBe抗原は、感染した肝細胞の中でB型肝炎ウイルス(HBV)が増殖する際に過剰に作られ、B型肝炎ウイルス(HBV)粒子の芯(コア粒子)を構成するタンパクとは別個に血液中に流れ出した可溶性のタンパクであることが分かっています。 血液中のHBe抗原が陽性ということは、その人の肝臓の中でB型肝炎ウイルス(HBV)が盛んに増殖していることを意味します。言いかえれば、HBe抗原が陽性のB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の血液の中には、B型肝炎ウイルス(HBV)の量が多く、感染性が高いことを意味します。なお、B型肝炎ウイルス(HBV)の一過性感染者でも、ウイルスの増殖が盛んな感染のごく初期には、一時的にHBe抗原が陽性となります。

(6)HBe抗体とは:

HBe抗体はHBe抗原に対する抗体です。HBe抗体にはB型肝炎ウイルス(HBV)の感染を防御する働き(中和抗体としての働き)はありません。 B型肝炎ウイルス(HBV)に一過性に感染した場合、HBs抗原が血液中から消える前の早い時期からHBe抗原は検出されなくなり、代ってHBe抗体が検出されるようになります。 B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)では、肝臓に持続感染しているB型肝炎ウイルス(HBV)の遺伝子の一部に変異が起こると、肝細胞の中でのHBe抗原タンパクの過剰生産と血液中への放出が止まることが分かってきました。このような変化が起こると、HBe抗原に代ってHBe抗体が検出されるようになります。HBe抗体が陽性になると、一般に、B型肝炎ウイルス(HBV)の増殖も穏やかになり、血液中のB型肝炎ウイルス(HBV)粒子の量が少なくなることから、感染力も低くなることが分かっています。 B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)は、小児期にはHBe抗原陽性ですが、多くの人では10歳代から30歳代にかけてHBe抗原陽性の状態からHBe抗体陽性の状態へ変化し、これを契機に、ほとんどの人では肝炎の活動も沈静化することが分かっています。
感染後どのくらいの期間が経てば、HBs抗原検査でウイルスに感染したことが分かりますか?
HBs抗原検査法の感度にもよりますが、ヒトでの解析結果をもとにした外国からの報告によれば、感染後約59日経てばHBs抗原検査でウイルスに感染したことが分かるとされています(Shreiber G B他、N. Engl. J. Med. 1996)。 我が国で過去に行われたチンパンジーによる感染実験の結果をみると、107感染価の(ウイルス量が多い)血清を1mL接種した場合、約1か月後にHBs抗原が検出できたのに対して、同じ血清を1感染価相当になるまで稀釈した(ウイルス量がきわめて少ない)血清を1mLチンパンジーに接種した場合、HBs抗原が検出できるようになるまでに約3か月かかったと記録されています。(志方、他 厚生省研究班 昭51年度報告書)。 感染時に生体に侵入したウイルスの量や、経過観察時に選択したHBs抗原検査法の感度などによりHBs抗原が陽性となるまでの期間に多少の差はみられますが、ごく最近になって、チンパンジーにごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)(感染成立に必要な最小ウイルス量:HBV DNA量に換算した絶対量として10コピー相当のHBV)を感染させた場合、増殖速度の遅いジェノタイプAの場合でも、80~100日で血中のHBs抗原が検出できるようになることが分かりました。
感染後どのくらいの期間が経てば、B型肝炎ウイルス遺伝子(HBV DNA)検査でウイルスに感染したことが分かりますか?
ヒトでの解析結果をもとにした外国からの報告によれば、感染後、約34日経てばHBV DNA検査でウイルスに感染したことが分かるとされています(Shreiber G B他、N. Engl. J. Med. 1996)。 感染してからHBs抗原が検出されるまでの期間に差がみられることと同様に、感染時に生体に侵入したHBV(B型肝炎ウイルス)量によってB型肝炎ウイルス遺伝子(HBV DNA)が検出されるまでの期間が異なることは容易に想定されます。ごく最近になって、チンパンジーにごく微量のHBV(感染成立に必要な最小ウイルス量:HBV DNA量に換算した絶対量として10コピー相当のHBV)を感染させた場合、増殖速度の遅いジェノタイプAの場合でも、55~70日で血中のHBV DNAが検出できるようになる(102コピー/mLの濃度に達する)ことが分かりました
どのような人がB型肝炎ウイルスの検査を受ければよいですか
以下のような方々はB型肝炎ウイルス(HBV)検査を受けておくことをお勧めします。
  1. 家族(特に母親、同胞)にB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)がおられる方
  2. 新たに性的な関係を持つ相手ができた方
  3. 長期に血液透析を受けている方
  4. 妊婦
  5. その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、その後肝炎の検査を実施していない方等)
B型肝炎ウイルス(HBV)検査は、ほとんどの病院や診療所で受けることができます。ただし、B型肝炎ウイルス(HBV)の検査を目的として献血することは絶対に避けてください。
B型肝炎ウイルス検査を受けるには、どのような方法がありますか?
B型肝炎ウイルス(HBV)検査は、ほとんどの医療機関で受けることができます。特に肝炎が疑われる全身倦怠感や食欲不振、悪心・嘔吐あるいは黄疸などの症状がある場合には、早めに受診されることをお勧めします。 なお、一般には医療保険が適用となりますが、症状が全くない場合などには自由診療となることもあります。詳細については、検査を希望される医療機関にお問い合わせください。 また、以下の制度によりC型肝炎ウイルス(HCV)検査とともにB型肝炎ウイルス(HBV)の検査も実施しているところです。
  1. 健康増進法による肝炎ウイルス検診
  2. 政府管掌健康保険等による肝炎ウイルス検査
  3. 保健所等における肝炎ウイルス検査
なお、上記以外にもB型肝炎の検査を行っている場合がありますので、いつも受けている健康診断等の問合せの窓口等にご相談ください。
血液検査でB型肝炎ウイルスに感染していることが分かったら、どうすればいいですか?
急性肝炎を発病し、その原因ウイルスを調べるために受けた検査でHBs抗原が陽性である(B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している)ことが分かった人を除けば、献血時や検診時の検査で偶然HBs抗原が陽性であることが分かった人のほとんどはB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)であると考えられます。 B型肝炎ウイルス(HBV)の急性感染かB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)かは、IgM型HBc抗体検査(急性感染では陽性、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の多くは陰性を示す)やHBc抗体力価の測定(一般にB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)では高力価を示す)、またはHBs抗原量やHBc抗体価の推移を追うことなどにより鑑別することができます。いずれの場合であっても、B型肝炎に詳しい医師による肝臓の精密検査が必要です。 詳しくはかかりつけ医にお尋ね下さい。
現在は、HBs抗原が陰性ですが、それでも給付金はもらえるのでしょうか?
HBs抗原が陰性であっても、HBc抗体が高力価陽性(一定以上高い値の陽性)であれば、B型肝炎ウイルスへの持続感染が認められ、給付金がもらえる可能性があります。また、過去の検査結果でHBs抗原が陽性のもの(6か月以上の間隔を空けた2時点分)があれば、それによりB型肝炎ウイルスへの持続感染が認められる可能性があります。
B型肝炎とはどのようなものですか?
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染によって起こる肝臓の病気です。 肝臓は、
  • 栄養分(糖質、たん白質、脂肪、ビタミン)の生成、貯蔵、代謝
  • 血液中のホルモン、薬物、毒物などの代謝、解毒
  • 出血を止めるための蛋白の合成
  • 胆汁の産生と胆汁酸の合成
  • 身体の中に侵入したウイルスや細菌感染の防御
などの機能を有し、我々が生きていくためには健康な肝臓であることがとても大切です。 肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなります。 肝臓は予備能力が高く、一般に日常では全体の20%程度しか使われていないため、慢性肝炎や肝硬変になっても自覚症状が出ないことが多いことから、「沈黙の臓器」と呼ばれています。 このことを正しく認識し、症状がなくても医療機関を受診して肝臓の状態を評価することが大切です。 B型肝炎の特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。
  • B型肝炎ウイルス(HBV)は、主として感染している人の血液を介して感染する。また、B型肝炎ウイルス(HBV)を含む血液が混入した人の体液などを介して感染することもある。
  • B型肝炎ウイルス(HBV)の感染には、感染成立後一定期間の後にウイルスが生体から排除されて治癒する「一過性の感染」とウイルスが年余にわたって生体(主として肝臓)の中に住みついてしまう「持続感染」(HBVキャリア状態)との2つの感染様式がある。
  • 一般に、成人が初めてB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合、そのほとんどは「一過性の感染」で治癒し、臨床的には終生免疫を獲得し、再び感染することはない(近年、成人が初めてB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合でも、B型肝炎ウイルス(HBV)のある特定遺伝子型:ジェノタイプAに感染した場合、10%前後の頻度でキャリア化することが分かってきました)。
  • B型肝炎ウイルス(HBV)の一過性感染を受けた人の多くは自覚症状がないまま治癒し(不顕性の感染)、一部の人が急性肝炎を発症する(顕性感染)。また、急性肝炎を発症した場合、稀に劇症化することがある。
  • 不顕性、顕性感染の区別なく、治癒した後には臨床的には終生免疫を獲得する(しかし、最近になって、本人の健康上問題はないものの、ウイルス学的に、肝臓の中にごく微量のB型肝炎ウイルス(HBV)がずっと存在し続けていることが分かってきました)。
  • B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している母親から出生した児のB型肝炎ウイルス(HBV)感染予防をせずに放置した場合、児はB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)となる場合がある(母子感染予防策を講じることにより、ほとんどの例でキャリア化を防止することができる)。
  • 乳幼児期にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染した場合、キャリア化することがある。
  • 型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)のうち10~15%が慢性肝炎を発症する(慢性B型肝炎)(正確には、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の集団を断面でみると、10~15%の人にALT(GPT)値の異常が認められることが分かっています)。
  • 慢性B型肝炎の治療法には、肝庇護療法、抗ウイルス療法、自己の免疫力を高める治療法などがある。
  • 慢性B型肝炎を発症した場合、放置すると、気がつかないうちに肝硬変、肝がんへ進展することがあるので、注意が必要である。
  • 一般に、B型肝炎ウイルス(HBV)持続感染に起因する肝がん(B型の肝がん)は、慢性の炎症が持続した結果線維化が進展した肝臓を発生母地として、50歳代前半の年齢層に好発する(ただし、肝の線維化が進んでいない若いB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)にも肝がんが発生することがあるので、注意が必要である)。
B型肝炎の原因は何ですか?
B型肝炎ウイルス(HBV)の感染による肝炎をB型肝炎と呼びます。 B型肝炎には、成人が初めてB型肝炎ウイルス(HBV)に感染して発症した急性B型肝炎と、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が発症したB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の急性増悪や、慢性B型肝炎などがあります。慢性肝炎が進展し、肝臓の線維化が進んだ状態が肝硬変で、このような人の肝臓には肝がんが発生することがあります。ただし、B型肝炎ウイルス(HBV)の場合は、肝硬変になっていなくても肝がんが発生することもあり、注意が必要です。 つまり、慢性B型肝炎、肝硬変、肝がんは、B型肝炎ウイルス(HBV)の持続感染に起因する一連の疾患であるといえます。
B型肝炎ウイルスに感染すると、どのような症状が出ますか?
B型肝炎ウイルス(HBV)に初めて感染すると、全身倦怠感に引き続き食欲不振、悪心・嘔吐などの症状が出現することがあります。これらに引き続いて黄疸が出現することもあります。 黄疸以外の他覚症状として、肝臓の腫大がみられることがあります。この場合、右背部の鈍痛や叩打(こうだ)痛をみることがあります。これが急性B型肝炎(B型肝炎ウイルス(HBV)の顕性感染)です。しかし、B型肝炎ウイルス(HBV)に初めて感染しても自覚症状がないままで経過し、ウイルスが生体から排除されて、治癒してしまうこともあります(B型肝炎ウイルス(HBV)の不顕性感染)。 なお、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が肝炎を発症した場合にも、急性B型肝炎と同様の症状が出現する(HBVキャリアの急性増悪)ことがあるため、肝炎の症状がみられた場合には、適切な検査を行って両者を区別する必要があります。 また、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)が慢性肝炎を発症している場合でも、ほとんどの場合自覚症状に乏しいので、定期的に肝臓の検査を受け、かかりつけ医の指導の下に健康管理を行い、必要に応じて治療を受けることが大切です。

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